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2023.11.09 (THU)

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【国際教養学部】フィリピン・セブ島にてフィールドスタディーを実施しました!

令和5910日から920日に、フィリピン・セブ市にて、フィールドスタディー「グローバル英語実践」 (Global English in Action) に4年生1名、3年生5名、2年生2名が参加しました。

 

国際教養学部では、例年、1年生を対象として、同じセブ島でTOEFL研修を実施していますが、この研修は、地球規模課題について英語を通して学ぶ2年次英語科目English for Global Citizenship(EGC)での学びを、現地での体験や人物交流を通して、34年次の領域学習やキャリア選択に連動することを目的とし、今年度から新規に実施されました。

 

10日間の研修行程では、午前中にゴミ山、スラム、病院、コールセンター、一般家庭の子供たち、教育省などを訪問し、午後と週末は、事前に立てた実施計画を基に、ペアで現地の水質調査、ゴミ処理の仕方、ストリートチルドレンの現状、食文化と健康についての該当調査等、テーマを決め、プロジェクトを実施しました。研修中盤では、日系企業の訪問を行い、工場見学、日本からの駐在員の皆さんや現地従業員の方々へのインタビュー、交流会を行いました。また、研修のまとめとして、最終日には、フランス系NGO Passerelles numériques を通して、現地サン・カルロス大学に通う大学生24名と交流し、それぞれの大学や学習・研修内容を紹介するプレゼンテーションを行い、貧困・平和・ジェンダー・気候変動・教育・健康等、地球規模課題のテーマ毎の分科会に分かれたディスカッション活動やその報告を主とする交流会を行いました。

 

企業訪問の様子は、下記でも紹介されています。

Cheer up!English(英語学習応援サイト)

ヤマシンフィルタ株式会社(今回訪問させていただいた企業様)

Passerelles numériques(フランス系NGOのFacebook)

 

また、1020()に、個人プロジェクト及び現地訪問について、学習成果の報告会を実施しました。本研修が目指した学習成果は、「かわいそうな人々を自分達が解決する」という独りよがりな思考から解放され、貧困や持続可能性の課題は、自己や身近なコミュニティーの問題であると「自分ごと化」することでしたが、10日間の研修を経て、参加者全員が現地での学びを通して、新たな視点で自己を見つめるきっかけとなりました。

 

2年次英語科目EGCでは、異文化コミュニケーション領域との共同で、現地の企業やNGO団体、大学とも協力し、今後もセブでのフィールドスタディーを継続していく予定です。

 

9/11 現地訪問 1 ゴミ山

セブfs1

セブfs2

9/12 現地訪問 2 病院訪問

セブfs3

9/13 現地訪問 3 水上スラム

セブfs4

9/14 企業訪問  ヤマシンフィルター セブ工場

セブfs5

9/15 現地訪問 4 コールセンター(語学学校)

セブfs6

9/16 現地訪問 5 一般家庭の訪問と子供たちとの交流

セブfs7

セブfs8

9/19 現地訪問 6 教育省

セブfs9

9/19 学生交流  現地NGO PNを通してのサン・カルロス大学学生との交流

セブfs10

10/20 研修成果報告会

セブfs11