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保健看護学部2年生は9月に2週間かけ、医学部附属病院静岡病院を中心とした医療機関で「生活行動援助実習」を行いました。

生活行動援助実習は、2年次後期に実施され、入院生活を送っていらっしゃる患者さんを受け持たせて頂き、1年次から2年前期までの学習内容を統合し、その方の健康障害および治療、生活状況を理解し、患者さんの状態に応じた生活援助を計画的に実践し、評価するプロセスを学ぶ実習です。また患者さんやご家族と望ましい援助関係を成立させることの大切さ、看護倫理に基づく行為の重要性、科学的根拠に基づく看護を実践する重要性の学びも目標となっています。

私たちもこの実習を通じて、入院患者さんを初めて受け持たせて頂き、これまでに学習した看護技術や患者さんとの関わり方を実践しました。受け持ち患者さんにとって、どのような援助が必要なのか熟考し、患者さんや家族との関わり方、コミュニケーションのとり方、などなどアドバイスを取り入れながら実践しました。実践する中で、個別性のある患者さんの習慣を大切にしたケアが重要であると感じました。

初めてのことばかりで不安や緊張がありましたが、先生や指導者さんからのサポートや、実習グループのメンバーと支え合うことで深い学びとなりました。