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2024.01.29 (MON)

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【国際教養学部】「基礎演習」ポスター・プレゼンテーションを行いました

2024年122日、「基礎演習」のポスター・プレゼンテーションの発表会が開催されました。

こちらは1年生の必修科目である基礎演習での学習の成果を披露するイベントです。基礎演習の授業では、自らの主張を適切かつ効果的に伝達するプレゼンテーション・スキルと、異なる背景をもつ他者との協働を適切かつ効果的に行うファシリテーション・スキルを、受講生たちが後期の半年をかけて学んできました。学期後半には、ファシリテーションを意識しながら、グループで一つのポスター・プレゼンテーションをつくり上げるという課題に取り組みました。

 

国際教養学部(Faculty of International Liberal Arts, FILA)はリベラルアーツの学部です。そのため、1年生は前期(4月からの学期)から、「リベラルアーツ」とは何か、またどのような学びを可能にするのかについて、複数の科目を通じ考えていきます。前期の段階で、リベラルアーツは私たちがみな抱える「限界」から、私たちを「解放」してくれる可能性をもつものであると学びました。基礎演習では、受講生たちが、2年次以降の学びや卒業後の進路を見通すために、「FILA(国際教養学部)での学びは、自分たちがどのような限界から解放されることに役立ちそうか。そして、その限界から解放されると、卒業後にどのように活躍できそうか」というテーマについて考えました。

ファシリテーション・スキルを培いながら、受講生は、調べ物や教員・先輩へのインタビューなどを含むグループワークを進めました。そして、話し合いの結果をポスター・プレゼンテーションの形にまとめ、今回の発表会が行われました。

 

各グループのプレゼンテーションでは、「FILAにおける多様な学び」「異文化コミュニケーションとグローバル・ヘルス・サービスの繋がり」など、リベラルアーツの特徴である分野横断的な学びに言及する様子が多く見られました。また、聴き手の学生たちからも、質問やコメントが積極的に寄せられていました。これは、プレゼンテーションという協働の場をファシリテートするスキルが身についた証拠でもあるでしょう。

 

基礎演習で学んだ二つのスキルは、2年次以降の授業でも、そして社会に出てからも必要不可欠なものです。これからも、さらに磨きをかけていってください!