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保健看護学部では、3年振りとなるフィンランドでの海外研修を2024年2月～3月にかけて実施しました。今年度の研修では、従来の「視察コース（10日間）」に加えて、「探求コース（16日間）」を設け、視察コースに14名、探求コースに9名の学生が参加しました。スケジュールは、2月25日に先発した探求コースの学生と、3月2日に後発した視察コースの学生とが現地にて合流し、3月11日に無事全員が帰国しました。
研修プログラムとしては、探求コース参加学生が、まずヘルシンキに4日間滞在し、世界一のデザインと名高いヘルシンキ市立図書館の学習室を借用し、ヘルシンキ在住の日本人の方々（女性4名、男性1名）にフィンランドでの子育てや教育に関するインタビュー調査を行いました。現地での出産経験やネウヴォラ利用、初等教育等に関する幅広い質問に丁寧にお答えいただき、参加学生にとって大変有意義な時間となりました。
その後、視察コースと合流後は、ユヴァスキュラ応用科学大学看護学科によるご協力のもと、現地学生たちの授業に参加させていただきました。授業内のグループワークでは2～3名に分かれて、多様な国籍の学生たちと英語でのコミュニケーションを行い、充実した学習の機会となりました。