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2024.04.25 (THU)
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【国際教養学部】起業家アレクシス・ニシザワ氏による講演会が開催されました
2024年1月22日(月)、本学の講師であるベサニー・レイシー先生が起業家のアレクシス・ニシザワ氏を順天堂大学にお招きし、
講演が行われました。
今回は英語の授業で経済学と社会学を学んでいる国際教養学部の1年生が参加し、両方のテーマに関する経験をもつニシザワ氏の
お話を聴きました。
学生たちは、彼女がいかにしてコンプレックスを仕事に繋げたか、そして仕事を通して得られた成長にいかに誇りを感じているかといったお話に、熱心に聴き入っていました。
参加者から寄せられた感想を一部ご紹介します。
A.Sさん
素敵な講義ありがとうございました。私自身、母が日本人で父がカナダ人です。田舎で育ったのでハーフは1人しかいなくて小さい頃からたくさんたくさん悩んできました。高校で国際文化科に入って初めて自分のアイデンティティを見つけた気がします。今日の話は、私は大きな悩みが髪の毛にあったわけではありませんが縮毛矯正もちゃんとしていたし、アイデンティティに悩んだことのあるハーフとしてとても勇気が出る講義でした。自分のコンプレックスを力に還元できた西澤さんにとても尊敬を覚えます。とても素敵な講義をありがとうございました。それと、カーリーヘアとても素敵です!!♡
S.Nさん
I thought it was amazing that I could utilize my experience in my work. I was surprised to learn that 80% of people with curly hair choose hairstyles that are suitable for the office. I also want to gain a variety of experiences and create new value that has never existed before. Thank you for your valuable talk.
Aさん
講義をしてくださりありがとうございました。私も見た目に関して一重瞼というコンプレックスを持っています。最近までは二重にして、周りが考える美に合わせようとしていました。しかし、自分の前の姿が失われることに悲しさを感じるとともに、コンプレックスを持っていても関係なく愛してくれる人はこの世の中にいると信じて、自分の見た目を活かそうという考えに変えることができました。今でも、時々コンプレックスに感じて二重にしたくなる気持ちはあります。でも、私のように同じことに悩んでいる人が沢山いるのなら、その人たちにそのままで美しいということを自分の音楽などを通して伝えたいと思っています。この気持ちが今回の講義を聞いて大きくなりました。私もAlexisさんのようにコンプレックスに苦しむ誰かを救える人になりたいです。
講演後、プレゼンテーションとテーマに高い関心をもった学生たちからはアイデンティティ、メンタルヘルス、文化の盗用、ヘアスタイル
など様々なトピックについて質問が飛び交い、当初15分を予定していた質疑応答が45分に及ぶほどの盛況ぶりでした。
学生たちに貴重なお話を聴かせてくださったアレクシス・ニシザワ氏、
そして素晴らしい機会を設けてくださったベサニー・レイシー先生に感謝申し上げます。
本日の講師
アレクシス・ニシザワ(Alexis Nishizawa)

アフリカン・アメリカと日本にルーツをもち、自身のくせ毛の悩みから、くせ毛のためのヘアケアブランドJigee Curlsの開発を行う。製品の販売のみならずワークショップや交流会など、同じ悩みをもつ人々が個性を活かしよりよい人生を送るための活動を行っている。