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2024.05.16 (THU)
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スペシャルオリンピックス日本・髙橋由衣氏による特別講義を行いました!
2024年5月8日(水)、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本から髙橋由衣さん、和田武久さん、竹内梨夏さんをお招きし、さくらキャンパスにて、特別講義を行いました。
スペシャルオリンピックス
スペシャルオリンピックスとは、知的障害のある人の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織です。
はじめに、髙橋由衣さんより、「セカンドキャリアとしてのスペシャルオリンピックス」をテーマにご講演いただきました。
フロアボール日本代表としてのご活動や、フロアボールが盛んなスウェーデンへ移住した際のご経験、ご自身の夢であった小学校教員になる夢をスウェーデンでかなえたこと、そして、フロアボールを通して“スペシャルオリンピックス”を知るきっかけとなったお話しなどについてお伺いしました。
スペシャルオリンピックス日本・髙橋由衣さん
真剣に話を聞く様子
これまでフロアボールに費やした時間と経験が、“スペシャルオリンピックス”を通して共生社会の実現の後押しができるのではないか、との髙橋さんのお考えは、スポーツが好きで、スポーツに打ち込んでいる本学の学生の多くが共鳴していたことが伺えます。
その後、コスモホールに移動し、フロアボールを行いました。フロアボールとは、スウェーデンで考案された室内ホッケースポーツで、日本では、日本代表選手がアジア大会、世界大会に出場し活躍しています。シンプルな競技ルールと安全性の高さが特長で、スペシャルオリンピックスの競技種目の1つです。
初めてフロアボールをする学生がほとんどでしたが、ルールがシンプルなこともあり、大変盛り上がりました。選手の交代も自由であり、また、ボールがとても速く動くので、声を掛け合いながらみんながボールに触れ、ゲームに参加できているという実感をもつことができました。初対面のチームメイトとも楽しくゲームに参加できたことなど、短い時間でしたが、フロアボールの魅力を体感することができました。
スティックの使い方からレクチャーいただきました
ゲームはとても盛り上がりました
1・2時限目という限られた時間でしたが、大変有意義な、充実した時間を過ごすことが出来ました。
順天堂大学はメディカルサポートに加え、研究・教育分野まで含めた包括的な連携を促進すべくスペシャルオリンピックス日本と連携協定を締結しています。スペシャルオリンピックス夏季世界大会・ベルリン2023には、医療スタッフとして、塩田有規准教授を含めた3名が日本選手団に帯同しました。
今後も、スポーツと教育と医療の知識を活かし、共生社会の実現に寄与して参りたいと考えております。