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2024.06.19 (WED)

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【国際教養学部】喫煙等禁止周知・啓発キャンペーンの様子をご紹介します

順天堂大学では、公開講座の開催、ボランティア活動など、全学的に社会連携活動に取り組んでいます。本日は、国際教養学部 吉澤 裕世准教授のフィールドワーク(社会調査)の授業の様子をご紹介します。

 

本郷・お茶の水キャンパスがある文京区では、条例に基づき、喫煙等禁止周知・啓発キャンペーンを実施しています。今回は国際教養学部の学生たちが授業の一環として文京区のご協力のもとキャンペーンに参加し、ポケットティッシュの配布や喫煙に関するアンケート回答の依頼を行いました。学生たちは第23教育棟やセンチュリータワーで、国際教養学部の学生はもちろん、他学部の学生や教職員にも積極的に呼びかけをしていました。

参加した学生の感想を以下にご紹介します。

 

・ティッシュを渡した際の反応は人によって異なりました。好意的に受け取る人もいれば、無視する人もいました。活動を通じて、問題意識の浸透がまだまだ必要だと実感しました。

・ティッシュは比較的受け取ってくれるが、アンケートを行ってもらうことの難易度は高かった。表情や雰囲気づくり、そして言葉選びによってティッシュを受け取ってくれる確率が大幅に上がることを実感した。

・この活動を持続可能な活動とするため、授業とサークルのコラボレーションとし、授業内外でフレキシブルに動けるといいのではないかと感じました。また、アンケートの結果から、この活動の目的や意図、具体的な活動内容がわからないという意見を多数いただいたので、今後活動の周知を行うことでより広く受け入れられる活動になると考えます。

・①表情には現れないが、共感し協力的な姿勢を示してくれる人がいる 、②何かに真剣に向き合い、取り組んでいれば協力してくれる人は必ずいる、 ③本音を語り合える場が少ない 、④人は集団の中に入ると、浅慮になり、利他的から自己中心的な思考に至る、⑤常に人に伝え、考えるきっかけを設けることが重要であるなどをこの活動を通して学んだ。

・ティッシュ配りを通して、喫煙者や非喫煙者の声を聴くことができた。

・相手に押し付けて調査するのではなく、相手の答えやすい雰囲気作りをしながら調査をすすめていく大切さを学んだ。

 

今回、地域社会の課題を見つけ実際に調査を行う中で、学生たちは様々な気付きを得たようです。これらを活かし、今後さらに活動を発展させていければと思います。

ご協力いただいた文京区職員の皆様、ありがとうございました。そして参加された皆さん、お疲れ様でした!

 

2024禁煙キャンペーン1

2024禁煙キャンペーン2

2024禁煙キャンペーン4

2024禁煙キャンペーン5

2024禁煙キャンペーン6

2024禁煙キャンペーン7

2024禁煙キャンペーン8

国際教養学部 グローバルヘルスサービス領域

吉澤 裕世 准教授

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