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本学OB村竹ラシッド選手が5位入賞 日本選手過去最高位の快挙 パリ五輪110mハードル
パリオリンピックの男子110mハードル決勝が8月8日(現地時間)に開催され、日本勢として同種目で初めて決勝に進出した本学OBの村竹ラシッド選手(2024年卒、JAL)が、13秒21(向かい風0.1m)で5位入賞を果たしました。これは、110mハードルに限らず、男子短距離個人種目として、日本勢過去最高位となりました。
村竹選手は準決勝を全体8位のタイムで決勝に進出。決勝は一番端の9レーンに入り、1台目のハードルに接触したものの、2台目以降は落ち着いた走りで加速していきました。
世界歴代2位の記録を持つグラント・ホロウェイ選手(米国)らが先行する中、村竹選手は4、5着あたりでゴール。写真判定の末、4位とわずか0秒01差の5位となりました。場内表示で順位を確認した村竹選手は、満面の笑みを浮かべ、充実感を漂わせました。
決勝でマークした13秒21は、自身が今大会予選でマークした五輪日本人最高記録(13秒22)を塗り替える快記録です。悲願のメダル獲得にはわずかに届きませんでしたが、初出場の22歳が日本の五輪史に確かな足跡を残しました。
同種目に出場した本学OBの泉谷駿介選手(2022年卒、住友電工)は、準決勝で全体9位のタイムとなりで、惜しくも決勝に進出することができませんでした。