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2024.09.06 (FRI)
- スポーツ健康科学部
男子ゴールボールで日本初の「金」 本学OB佐野選手が殊勲の決勝弾 パリパラリンピック
パリパラリンピックの男子ゴールボール決勝が9月5日(現地時間)に開催され、日本がウクライナを延長戦の末、4-3で下し、同種目で日本初の金メダルを獲得しました。試合には本学OBの佐野優人選手(2023年卒)=日本国土開発=が出場し、決勝ゴールを含む2得点を決める大活躍。自らのゴールで勝利が決まった瞬間、佐野選手は跳び上がって喜び、仲間と熱い抱擁を交わしました。
世界ランキング6位の日本は準決勝で同3位の強敵中国を撃破。勢いそのままに翌日に行われた同8位のウクライナとの決勝に臨みました。
佐野選手は2-2で迎えた後半4分頃にゴールを決め、日本がリード。その後ウクライナに追いつかれ、得点が入ればその時点で試合が終わる「ゴールデンゴール方式」の延長戦に突入しました。激闘にピリオドを打ったのは延長1分半頃。佐野選手が右腕を振り抜き、ボールが相手ゴールに吸い込まれました。
佐野選手は中学生のときに目の難病を患い、野球からゴールボールに競技を変更。そこから頭角を現し、本学3年生で迎えた2021年の東京パラリンピックでチームを5位に導く活躍を見せました。今回のパリ大会ではさらに成長した姿を見せ、チームを世界の頂まで引き上げました。
本学の在学生・卒業生がパラリンピックでメダルを獲得するのは初の快挙です。