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2016.04.20 ()
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竹田真己特任講師が平成28年度 科学技術分野の若手科学者賞を受賞

老人性疾患病態・治療研究センターの竹田真己特任講師が、平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞しました。
この賞は、文部科学大臣より我が国の科学技術分野において萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた若手研究者に対して贈られるものであり、竹田真己特任講師の研究業績が、科学技術の振興・普及に顕著に貢献しており、また日本の医科学・医療技術向上につながるものとして評価されました。

若手研究者文部大臣表彰3

若手研究者文部大臣表彰4

業績名:「記憶想起に関する側頭葉神経回路の研究」

大脳側頭葉は物体の視覚的な記憶を司る領域であり、視覚性記憶の記銘や想起に関与するニューロン群の存在が知られています。こうした知見は、記憶を記銘・想起する際の個々のニューロンの活動を一つずつ計測する電気生理学的手法により蓄積されてきましたが、側頭葉の複数領域が記憶の記銘・想起時にどのようにして協調的に働いているのか調べることは困難でした。
 本研究では、記憶想起にかかわる側頭葉の領域間信号と領域内皮質層間信号の伝播過程に注目し、伝播過程を直接調べるために、側頭葉の複数領域からニューロン活動を同時に計測する手法を開発しました。この手法を用いて、2つの視覚図形を対として記憶する対連合記憶課題を遂行中のサル側頭葉からニューロン活動を計測した結果、記憶想起が成功するときには、側頭葉領域間を伝播するトップダウン信号が皮質層間神経回路を活性化することが明らかとなりました。
霊長類の側頭葉において、記憶の想起を司る領域間、領域内の脳内信号の伝播原理を初めて同定したものであり、視覚性記憶障害にかかわる神経基盤の研究につながることが期待されます。