Twitter
学校法人順天堂@juntendo1838
スポーツ健康科学部@juntendo_sakura
医療看護学部@juntendo_nurse
練馬病院@juntendo_nerima
LINE
学校法人順天堂@juntendo
スポーツ健康科学部@juntendo.sakura
Instagram
スポーツ健康科学部juntendo_sakura
順天堂NEWSJuntendo News
順天堂大学NEWSUs NEWS
研究活動Research activities
順天堂大学医学部附属病院NEWSHospitals NEWS
NEWS
2019.04.16 ()
お知らせ大学・大学院研究ニュースお知らせ研究ニュース研究戦略推進センター

輸血・幹細胞制御学の荒木真理人先任准教授らが発表した論文がネイチャー系列誌Leukemiaの「The best of Leukemia 2018」に選ばれました。

血液学の分野のトップレベル雑誌である英国科学雑誌ネイチャー系列誌「Leukemia」に2018年に掲載された論文の中から、本学大学院医学研究科 血液内科の小松則夫教授、輸血・幹細胞制御学の荒木真理人先任准教授らが発表した「骨髄増殖性腫瘍の発症原因解明」に関する論文が、最も優れた論文のひとつに選ばれました。

本研究は、骨髄増殖性腫瘍*1患者において見出されたCALR*2遺伝子変異によって血液細胞ががん化して増殖する分子メカニズムを明らかにし、そのメカニズムを標的とした創薬の可能性を示したもので、これにより、これまで根本的な治療法がなかった骨髄増殖性腫瘍に対して、効果的な治療薬の開発が見込まれます。

Editors' Choice: The best of Leukemia 2018
https://www.nature.com/collections/dgacefgacf

論文タイトル:Homomultimerization of mutant calreticulin is a prerequisite for MPL binding and activation
doi: 10.1038/s41375-018-0181-2.
著者:Marito Araki, Yinjie Yang, Misa Imai, Yoshihisa Mizukami, Yoshihiko Kihara, Yoshitaka Sunami, Nami Masubuchi, Yoko Edahiro, Yumi Hironaka, Satoshi Osaga, Akimichi Ohsaka, Norio Komatsu

*1 骨髄増殖性腫瘍:末梢血中の赤血球や白血球、血小板の数が異常増加する血液のがん。ほかに、骨髄が変質する原発性の骨髄線維症も含む。
*2 CALR (Calreticulin):小胞体に存在し、新たに合成された蛋白質の品質管理に関与する蛋白質。また、このような機能を持つ蛋白質を分子シャペロンという。
荒木真理人 先任准教授のコメント
2016年のBlood Top10論文に続けて、このような評価を頂けたことに、とても驚きました。世界に先んじて疾患の発症原因を明らかにできたのは、研究を支えていただいた皆さんのおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。今後は、本研究により明らかとなった、細胞のがん化を引き起こす分子メカニズムを標的とした創薬を成功させて、患者さんにより良い治療を提供できるようにしたいです。
【研究紹介動画】