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2021.04.23 (FRI)

  • 順天堂大学について

体温検知とAIによる顔認証が同時にできるセキュリティゲートを導入

~キャンパス内での新型コロナウイルス感染拡大防止策を強化~

順天堂大学(所在地:東京都文京区、学長:新井 一)は、基幹キャンパスである本郷・お茶の水キャンパスの新型コロナウイルス感染拡大防止策を強化するため、体温検知とAIによる顔認証を同時にできる機能を兼ね備えたセキュリティゲートを導入しました。

背景

新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない中、本学では、昨年から十分な感染対策を講じた上で、対面授業とオンライン授業を併用する形で行ってきており、本年度の授業も同様の形式で行っています。
医学部等における実習などの対面で行う授業の実施回数が減少することにより、学生の学修活動に影響が及ぶのを防ぐため、新型コロナウイルス感染対策の強化策として、国内大学で初めてとなる体温検知・AI顔認証機能を備えたセキュリティゲートを本郷・お茶の水キャンパスのセンチュリータワーに導入しました。

内容

1.導入したセキュリティゲートの機能について
2020年8月に導入した「SenseThunder-Mini(センス・サンダー・ミニ)」をセキュリティゲートに標準搭載しており、赤外線カメラにより、マスクや眼鏡を外すことなく、入館時の学生、教職員の体温検知を瞬時に検知し、スムーズな入館を実現しました。また、新型コロナウイルス感染症対策と合わせ、人事データと連携したAIによる顔認証機能を併用することで、更なる防犯セキュリティの向上も実現しました。

セキュリティゲートについて

2.設置状況について
本学の基幹キャンパスである本郷・お茶の水キャンパス センチュリータワー(※)1階に、合計7台(建物向かって左側に4台、右側に3台)を設置しました。それぞれ一番右端のゲートは、他のゲートより幅にゆとりをもって設置しており、車いすの方やサイズの大きい台車も通行できるようになっています。
※センチュリータワーには、教室、学術メディアセンター(図書館)、学生の医療技術を向上させるトレーニング環境を整えたシミュレーションセンター、就職支援センターなど、学生生活や学修活動を支援する数多くの施設があります。

セキュリティゲート①

セキュリティゲート②

本郷・お茶の水キャンパス センチュリータワーに設置されたセキュリティゲート
エントランス左に4台、右に3台を設置。右端のゲートはバリアフリー対応。

【動画】セキュリティゲートを使用した入退場の様子

今後について

本郷・お茶の水キャンパスには、医学部、保健医療学部(理学療法学科、診療放射線学科)、そしてグローバル市民を育成する国際教養学部の3つの学部が設置されており、オンライン授業では対応が難しい実習授業やゼミナール活動を数多く展開しています。できる限り早期に、完全対面授業を再開することができるよう、今後も、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を強化していきます。

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