JUNTENDO News&Events ニュース&イベント

2021.05.12 (WED)

  • 順天堂大学について

生化学・生体システム医科学 洲﨑 悦生 教授が発表した論文が、Nature Communicationsの2020年に掲載された生命科学系論文の中から、最もダウンロードされた論文50誌に選出されました。

Nature Publishning Groupの代表的なオープンアクセス誌「Nature Communications」の2020年に掲載された生命科学系論文(COVID-19関連論文を除く)の中から、最もダウンロードされた論文50誌が発表されました。その中で、本学大学院医学研究科 生化学・生体システム医科学の洲﨑悦生教授が前任の東京大学で発表した「組織ゲルの性質解明による3次元組織学の実現」に関する論文が選出(50論文中28位)されました。

2020 Top 50 Life and Biological Sciences Articles
https://www.nature.com/collections/gegdbjhfbj

論文タイトル:Versatile whole-organ/body staining and imaging based on electrolyte-gel properties of biological tissues
doi: https://doi.org/10.1038/s41467-020-15906-5
洲﨑 悦生 教授のコメント

本研究は固定・透明化処理組織の物性解明の成果に基づくボトムアップな3次元染色プロトコルのデザインを実現したものです。プロトコル構築までに約4年を必要としたロングランの研究でした。2021年4月に開講した当研究室では、引き続き最先端の技術開発を進めるとともに、医学生物学における重要な問題に切り込む研究を開始しています。

洲崎先生

大学院医学研究科生化学・生体システム医科学
洲﨑悦生教授