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2022.02.01 (TUE)

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AMED「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)」に採択されました

図1

株式会社JUNTEN BIO(以下「JUNTEN BIO」)及び順天堂大学が産学連携し、共同開発を進めている誘導型抑制性T細胞(JB-101)に関して、「臓器移植において免疫寛容を誘導する誘導型抑制性T細胞製剤の安定供給及び普及のための技術開発」(研究開発代表者:JUNTEN BIO湯浅仁士)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)第6回公募」に採択されましたので、お知らせいたします(CiCLE事業のうち、スタートアップ型企業を対象としたViCLEでの採択)。
JUNTEN BIOは、順天堂大学大学院医学研究科免疫学 奥村康 特任教授の研究成果の事業化を目的に2018年に順天堂大学発バイオベンチャーとして設立し、研究開発を進め、現在、順天堂大学主導で医師主導治験を開始しております。
本事業では、順天堂大学との連携をより強化し、JB-101の安定供給及び普及に向けた安定的かつ効率的な製造技術の確立及び製造体制の構築について研究開発を推進することで世界に先駆けて画期的な再生医療等製品の実用化を目指し、さらに国内に留まらず海外へと広く普及させるために研究開発をより一層加速させて参ります。

【JB-101に関連するこれまでのプレスリリースなど】

● 免疫抑制剤の要らない肝移植を普及させるための医師主導治験を開始―世界に先駆けた本邦発の画期的な再生医療 「誘導型抑制性T細胞」を用いた新たな治療法の実現へ―
https://www.amed.go.jp/news/release_20200904-02.html

● 免疫寛容プロジェクトHP
治験実施医療機関の医師のインタビューや患者さんへの情報など掲載しています。
https://citd.juntendo.ac.jp/

【医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)とは】

産学官連携により、我が国の力を結集し、医療現場ニーズに的確に対応する研究開発の実施や創薬等の実用化の加速化等が抜本的に革新される基盤(人材を含む)の形成、医療研究開発分野でのオープンイノベーション・ベンチャー育成が強力に促進される環境の創出推進を目的としています。
※詳細は、AMEDホームページをご参照ください。
https://www.amed.go.jp/program/list/index07.html