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2022.05.30 ()
プレスリリース附属病院

順天堂大学静岡病院が小児外科を新たに開設

~静岡県東部地区の子どもたちにベストな医療を~

順天堂大学医学部附属静岡病院(院長:佐藤 浩一)は、静岡県東部地区の基幹病院として、小児外科を本年2月に開設(科長:瀬尾 尚吾)し、準備期間を経た後、4月より本格稼働し診療を開始いたしました。これまで静岡県東部地区で小児の手術が行える施設はごく限られており、新生児外科や急性疾患をはじめとする対応が困難な患児は遠方の他施設へ搬送していました。今回の当院での小児外科開設により、ほぼ全ての小児外科疾患が東部地区で治療可能となり、地域医療提供体制を更に充実させることができました。

<特色>

  • 24時間365日、いつでも診察いたします。お困りの際はいつでもご連絡ください。
  • より低侵襲な内視鏡手術(腹腔鏡・胸腔鏡)を積極的に取り入れ、患児に負担の少ない安全で優しい治療を行います。
  • 胎児診断症例につきましては、産科と連携して出生前からサポートいたします。
  • 新生児外科疾患につきましては、新生児科と連携して迅速に対応いたします。
  • 包茎、埋没陰茎、尿道下裂、停留精巣、水腎症などの小児泌尿器科疾患につきましても専門的な治療が可能です。
  • 一般的な小児外科疾患はもちろん、どんな小さなお悩みでも丁寧に対応させていただきます。

≪コメント≫小児外科科長・准教授 瀬尾 尚吾

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「地域で医療を完結することで、搬送のリスクをなくし、遠方への通院が不要となり、患児及びそのご家族の負担が大きく軽減されることが期待できます。国内最大規模を誇る順天堂医院(本郷)での経験を活かし、「もし、この子が自分の子だったらどうするか・・・」という理念のもと、個々の子どもたちに合わせたベストな医療を提供します。前年に新棟を竣工し新しくなった手術室の設備に加え、高精細な4Kモニター腹腔鏡、子どものための細径のデバイスなどを新たに導入し、安全で質の高い手術を行います。また、小児領域ではごく限られた施設でしか行われていないロボット支援手術の導入を予定しており、さらなる先端医療の拡充をいたします。出生前診断や生後のNICU管理など、周産期に関わる産科、新生児科と密に連携し、より安心いただける新生児医療を提供いたします。多くの方が、安心して出産、子育てできるような環境に少しでもお役に立てれば幸いです。我々一同一丸となって診療に邁進していきます。」

<理念>

小児外科では、 「もしこの子が自分の子どもなら、どのように診断し、いかなる手術を選択し、どのように術後管理を行うか」を常に考えて診療いたします。

<対象疾患>

小児のほぼ全ての外科診療(心臓、脳、骨、眼を除く)を行なっております。
  • 頭頸部:耳前瘻孔、舌小帯短縮、正中頸嚢胞、梨状窩瘻、リンパ管腫 など
  • 肺、縦郭:嚢胞性肺疾患、気管軟化症、横隔膜ヘルニア、漏斗胸 など
  • 消化器、肝胆膵:先天性食道閉鎖症、胃食道逆流症、腸閉鎖症、腸回転異常症、肥厚性幽門狭窄症、腸重積症、メッケル憩室、急性虫垂炎、ヒルシュスプルング病、鎖肛、消化管ポリープ、胆道閉鎖症、胆道拡張症 など
  • 泌尿生殖器:水腎症、膀胱尿管逆流症、卵巣嚢腫、包茎、埋没陰茎、尿道下裂 など
  • 体表:鼠径ヘルニア、陰嚢水腫、臍ヘルニア、移動性精巣、停留精巣、臍帯ヘルニア、腹壁破裂、肛門周囲膿瘍 など

<スタッフ>

准教授 瀬尾 尚吾 / 助教 中島 秀明 / 助教 池上 満智彰

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順天堂大学医学部附属静岡病院について

当院は地域の要請により、昭和42年に町立伊豆長岡病院を譲り受け、学校法人順天堂の医学部附属病院として発足し、近代医療にふさわしい施設・設備の整備強化をはかり質の高い医療の提供を続けてきました。
昭和56年に救命救急センターおよび新生児センターを開設し、静岡県東部の救急医療および新生児医療を支えてきました。
平成16年3月には静岡県東部ドクターヘリ運航基地病院としてドクターヘリの運航を開始し、他の地域医療機関との連携により救命救急医療の中核的な役割を果たしています。
また、災害拠点病院・総合周産期母子医療センターとしての体制を整え、さらには地域がん診療連携拠点病院、静岡県肝疾患診療連携拠点病院の指定を受け、静岡県東部地区の基幹病院として地域の医療ニーズに応えるべく、より一層の努力を傾注しています。