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2025.01.20 (MON)
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浦安市介護予防プロジェクト事業「介護予防測定会」を開催しました
12月13日(金)・14(土)の2日間、本学浦安・日の出キャンパスを会場として、「介護予防測定会」を開催しました。本測定会は浦安市在住の55歳以上の方を対象としており、2日間で約250名の方から参加申し込みがありました。
この介護予防測定会は、加齢による心身の衰えにより高齢期に要介護状態となることを予防するため、まずは自身の状況を定期的に把握してもらうことを目的としています。具体的な測定内容としては、以下のようなプログラムを実施しました。
- 医療用の体成分分析装置を用いた筋量や体脂肪率などの測定
- 加速度計を使用した足の軌道計測
- 歩行速度による転倒リスクの評価
- 握力、歩行速度、30秒椅子立ち上がりテストによる筋力や身体機能の評価
- 皮膚の健康度(水分量など)の測定
- アンケート調査
また、体育館での測定終了後には1号館の講義室にて測定項目に関する説明会が行われました。測定結果の解説に加え、加齢に伴う様々な変化を踏まえたフレイル予防の重要性や、将来の健康寿命の延伸に向けて筋量・筋力を維持・向上させることの必要性についても説明し、参加者の皆様は熱心に聴講されていました。
当日は、本学の教職員や大学院生、学部生を含む総勢50名のスタッフが連携・協力して市民の皆様をお迎えしました。医療科学部の1年生と健康データサイエンス学部2年生の学生は、健康スポーツ関連の授業と連動して参加者とともに測定をまわり、参加者とのコミュニケーションや健康増進事業を体験しました。日頃の学びを社会貢献活動として近隣の皆様方に対し実践できる、大変有意義な機会となりました。
なお、これらの活動は「順天堂大学フレイル・ロコモ予防ドッグ10年プロジェクト」として千葉県内に拠点をおく医療看護学部、スポーツ健康科学部、医療科学部、健康データサイエンス学部、薬学部、医学研究科環境医学研究所・順天堂かゆみ研究センターの教員がチームを組んで行っています。このプロジェクトでは、浦安市民の皆様の介護予防活動を推進するため、介護予防測定会や健康講座、運動教室などを今後も継続的に実施していく予定です。
現在開催予定の取り組みは、以下のwebページに掲載しています。ぜひご覧いただきご参加ください。
(本プロジェクト活動は、浦安市介護予防プロジェクト事業の一環として行っています。順天堂大学は、浦安市の介護予防促進を目的とした研究事業を浦安市から委託を受け行っています。)