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2025.08.29 (FRI)

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順天堂大学と藤田医科大学が日本の医療情報システムの標準化を目指し 共同事業体「HDAC(Health Data Architecture Consortium)」を設立

順天堂大学と藤田医科大学は、全国共通の医療情報基盤の整備・実装に向け、両大学を幹事とする共同事業体「HDAC(Health Data Architecture Consortium)」を設立し、828日、平将明デジタル大臣および迫井正深厚生労働省医務技監にもご臨席いただき、医療情報システムの標準化に協力して取り組むことで合意しました。

欧米に比べ、日本の医療DXは大きく立ち遅れており、コロナ禍では医療機関間で情報が共有できず、治療やワクチン提供に大きな課題を残しました。今回のコンソーシアム設立は、こうした課題に対し、医学系のアカデミアが主導して産官学を結集する新たなアーキテクチャ(システムの骨組み)を構築し、膨大な医療情報をより安全かつ効率的に活用することで、国民の健康寿命の延伸および持続可能な医療体制の構築に寄与することを目的としています。

 

20250828HDAC協定式

HDAC幹事大学協定締結式にて。(左から)学校法人藤田学園 湯澤由紀夫副理事長、星長清隆理事長、平将明デジタル大臣、村井純 藤田医科大学ヘルスデータアーキテクチャセンター長/慶應義塾大学特別特区特任教授、迫井正深厚生労働省医務技監、学校法人順天堂 新井一理事長補佐

 

HDAC(Health Data Architecture Consortium)の概要

組織体制

    • FoundingChair(創立議長):村井 純(慶應義塾大学 特別特区特任教授/藤田医科大学ヘルスデータアーキテクチャセンター長)
    • 幹事大学:順天堂大学、藤田医科大学
    • 参画予定機関:医療機関、大学、IT企業、AIベンダー、医療機器メーカー等

設立の目的

    • 日本全体の医療情報アーキテクチャの標準化に向けた設計思想と実装モデルの提示
    • 臨床と研究の双方の現場で活用することが可能なインターオペラビリティ基盤の構築
    • 医療情報の安心・安全・効率的な流通による国民の健康価値向上と社会還元
    • 学術・行政・産業の共創による次世代医療のインフラ・制度の構築
    • 我が国の健康・医療分野が先導するAIを前提としたデジタル社会の実現