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2025.09.18 (THU)
- 保健看護学部
やさしい日本語部 ~三島市国際交流協会主催の国際交流フェアにてブース出展~
やさしい日本語部は5月31日に三島市国際交流協会主催の国際交流フェアにてブース出展を行いました。
今回のブースでは、「オノマトペを探して、言い換えてみよう」というテーマの体験型ゲームを実施し、日本語話者が日常的に無意識のうちに使用しているオノマトペについて、楽しみながら学べるようにしました。
ゲームの内容は、
① 参加者に病気の種類を選んでもらい、それに関連したオノマトペを挙げてもらう
② そのオノマトペがどのような状態や場面で使用されるかを考えてもらう
③ それを「やさしい日本語」でどのように言い換えられるか、どのように使うのかを一緒に検討する
この活動の目的は、オノマトペが感覚的に使われる言葉であり、外国人にとって理解しにくいという特徴を体感してもらうことです。「やさしい日本語」を使用する場面においては、オノマトペの使用を避けることが望ましいとされています。
オノマトペをより伝わりやすい表現に置き換えるという部分で、「やさしい日本語」の難しさを実感しました。例えば、「おなかがチクチク痛い」→「おなかが針で刺されるように痛い」などと具体的に表現することで伝わりやすいです。

当日は、子どもから大人まで幅広い層の参加があり、「これまで意識せずに使っていた」「こんなにオノマトペがあるとは思わなかった」などの感想が寄せられ、オノマトペの多様性や難しさについて再認識する声を聞くことができました。部員もやさしい日本語の考え方に触れる良い機会となりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

