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2025.09.17 (WED)
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【保健看護学部】2025年度BSL/ICLS集中講義
9月4日の松田繁先生の講義から始まった2025年度のBSL/ICLS集中講座は、実習初日の5日に台風直撃(キャンパス近傍に落雷があり、監視カメラ1台が故障)を受けましたが、その後の6日、7日は好天に恵まれ無事112名(希望者117名、一部次年度受講希望)がBSL/ICLSコースを修了しました。1グループ学生5-6名に対して1名のSA(Student Assistant)、インストラクター2名の8-9名がチームとなって、救命救急の演習を1日かけて学修しました。午前は、【一次救命の対応】の基本となる心臓マッサージ(胸部圧迫)と人工呼吸(バッグバルブマスクを用いた人工呼吸)の手技を学び、チームで実際に人形を使って一次救命を行いました。午後は、【ICLS(「心停止に即座に対応する処置」)】を行うためのAED(自動体外式除細動器)の使い方と操作時の注意の説明がありました。説明後、それぞれのチームでAEDを実際に使って演習を行いました。さらに、チームで実際の場面を想定したチームによる救命救急対応の訓練を行いました。患者の状態の評価、救助要請、メンバーの役割分担、胸部圧迫と人工呼吸の連携、心電図の確認、状況にあった適切な電気ショック治療や薬物投与等、短時間でチームメンバーが連携して的確に役割を果たすチームダイナミクスを経験しました。
実習の開始時には遠慮がちで受け身だった参加学生の皆さんが、コース後半では生き生きとした瞳で、ハキハキと声を出してチームと一員として活動する姿は大変頼もしく、科目担当者として伊豆半島の救急を担い手にエールを送ります。『頑張れ!』