JUNTENDO News&Events ニュース&イベント
2025.10.24 (FRI)
- 順天堂大学について
- スポーツ健康科学部
世界体操選手権に向け、アメリカ女子代表チームがさくらキャンパスで事前合宿を実施

アメリカ代表チーム、本学体操競技部、和気学部長、原田先生、フィリピン代表チーム(カルロス・ユーロ選手ら)が集合
2025年10月11日(土)から13日(月・祝)にかけて、世界体操選手権(10月19日~25日/インドネシア)に出場するアメリカ女子代表チームが、順天堂大学さくらキャンパスの体操競技場にて事前合宿を行いました。
アメリカ女子代表チームの選手やスタッフなど計12名が来日し、大会直前の最終調整として本学の施設を活用しました。
期間中は、本学体操競技部の学生も通常練習を行い、国際的な雰囲気の中で互いに刺激を受け合う貴重な時間となりました。
また、同時期にはフィリピン代表チームも練習を行い、世界各国のトップ選手が集う貴重な機会となりました。


アメリカ女子代表チームは、本学が研究で活用している富士通株式会社の「AI体操採点支援システム」も体験しました。
この研究は、AI体操採点支援システムを練習・トレーニング現場に導入し3D動作分析を実施することで、得られた結果から新しいトレーニングメソッドの開発に繋げ、国際競技力の向上に貢献することを目的としています。
世界トップレベルの選手たちがAI技術を取り入れながら練習する様子は、本学が進める「研究とスポーツの融合」を体現する取り組みとなりました。
本学では今後も、最適な環境でトレーニングできる環境づくりに努めるとともに、スポーツを通じた国際交流と研究活動の推進に取り組んでまいります。
卒業生の活躍コラム
本学OBが育てた金メダリスト
今回の合宿に参加したフィリピン代表チームの一員には、パリ2024オリンピック・体操男子種目別床運動で金メダルを獲得したカルロス・ユーロ選手が含まれています。ユーロ選手は、フィリピン男子選手として夏季オリンピック史上初の金メダルという歴史的快挙を成し遂げました。
ユーロ選手の成長を支えた指導者の一人として、本学OBの釘宮宗大コーチも指導に携わり、世界で活躍するアスリートへと成長する土台を築きました。
本学での学びと経験を生かし、国際的な舞台で活躍する卒業生の姿は大変誇らしく感じます。