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2025.09.01 (MON)

  • 保健看護学部

【海外研修】ウズベキスタン共和国での海外研修

ヒヴァ一番上の写真用

2025年8月20日から8月29日まで本学部の学生24名(1年生:8名、2年生:13名、4年生:3名)が、ウズベキスタン共和国にて9日間の海外研修を行いました。ウズベキスタンでの研修では、言語の壁を越えたコミュニケーションと、多様な価値観や文化について学び深めることを目的としています。

本年度はこれまでの訪問地のタシケント、サマルカンドに加え、アラル海、ヌクス、ヒヴァへも訪問しました。

アラル海①

まず初めに、灌漑事業によって干上がったアラル海を訪問しました。参加した学生からは「地図上や映像だけでは伝わらない、実際に地平線の先まで干上がっている風景は衝撃的だった。」との感想がよせられ、研修後アンケートでは往復6時間をかけてでも訪問すべきだと全員が感じていました。


翌日には、カラカルパクスタン医科大学を訪問し、学術教育担当副学長のKurbanazarov Murat先生、科学・イノベーション担当副学長のAmetov Ruslanbek先生より、アラル海周辺地域の健康事情についての講義を受けました。「アラル海の問題が地域の人々の健康に影響していることを自分の力で考察するのは難しかったので、その話を直接聞くことができてよかった。」「砂漠化の現状を自分の目で見て、環境問題の深刻さを知った。強風によって砂や粉じんが舞い上がり、周辺地域では呼吸器疾患や循環器疾患が多いことについて事前課題を通して認識していたが、環境の変化がそのまま健康問題へ直結する現実を、肌で体感する機会となった。」などの感想が寄せられました。


カラカルパクスタン医科大学②

サマルカンド総合大学

サマルカンドでは、サマルカンド総合病院を訪問し、ICUや一般病棟を見学させていただき、病室や看護体制、保険制度について学び深める事ができました。



タシケントでは、第二次世界大戦の際に抑留された日本人の方々の墓地とナボイ劇場を訪問し、ウズベキスタンと日本の歴史について学びました。

タシケント国立東洋学大学日本語学部の学生の皆さんとの市内研修交流会では、交流にむけて事前Zoom交流研修を重ねてたいたこともあり、実際に会えたことを喜び合いました。やさしい日本語の活用方法を意識したコミュニケーションをとることもあり「言葉が伝わらなくてもジェスチャーを使って会話をしたり、選択科目で学んだやさしい日本語を使うと学生の方に伝わりやすいこともわかった。」という声や「実際に交流した時間が本当に一番楽しかったし、街を一緒に歩くことで現地の人と近くなれたように感じられてとてもよかった。」といった声がきかれ、友好を深める機会となりました。

TSUOS交流①
TSUOS②
TSUOS交流③




アラル海②
アラル海③
横Ver医科大学
カラカルパクスタン医科大学③