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2025.11.04 (TUE)
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木南英紀 学長特別補佐 瑞宝中綬章 受章について
学校法人順天堂 学長特別補佐
木南 英紀

政府は11月3日、令和7年秋の叙勲受章者を発表し、本学の木南英紀 学長特別補佐が瑞宝中綬章を受章しました。
11月12日には、皇居にて勲章伝達式および拝謁が執り行われる予定です。
木南英紀 学長特別補佐は、昭和63年4月に順天堂大学医学部教授に就任し、平成13年4月には医学部長・医学研究科長を歴任、平成20年4月に学長に就任しました。平成21年3月に定年退職後も引き続き学長を務め、さらに平成27年から平成31年にかけては国際教養学部長を兼務しました。平成28年3月の学長退任後は現職に就き、現在に至っています。
生化学・医化学の教育・研究分野では、細胞内蛋白質分解機構、オートファジー、神経セロイドリポフスチン症などに関する研究に取り組みました。特に、大隈良典氏(平成28年ノーベル生理学・医学賞受賞)が発見したオートファジー遺伝子群の機能解析に関して共同で取り組んだ一連の研究は、世界中の研究者に大きなインパクトを与えました。この研究で、半世紀以上前に存在が知られていながら、長年にわたり進んでいなかったオートファジーの仕組みや生理学・病態学的役割を解明する研究が、世界中で一気に進展するきっかけとなりました。
また、医学部長・医学研究科長として、教育・研究体制の整備と改革を推進し、学長としては学外との連携を強化するなど、本学の教育・研究成果を広く社会に還元することに尽力されました。
これらの功績が高く評価され、今回の受章となりました。
以上