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2025.11.11 (TUE)
- スポーツ健康科学部
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カン・ワンジン選手が全日本テコンドープムセ選手権優勝 最優秀選手賞も受賞

テコンドー・プムセの日本選手権で優勝したカン・ワンジン選手(中央)
全日本テコンドープムセ選手権が10月25日、横浜市内で開催され、本学大学院博士後期課程1年のカン・ワンジン選手がU30クラス(30歳以下クラス)に出場し、優勝しました。カン・ワンジン選手は大会の最優秀選手にも選ばれました。
テコンドーは、型の正確さや表現力を競う「プムセ」と、組手で勝敗を決する「キョルギ」の2種類があります。今大会はプムセの大会で、U30クラスには15人が出場し、予選と決勝が行われました。予選をトップ通過したカン・ワンジン選手は、8人で競う決勝でも持ち前の力強い演武を披露し、最高得点をマーク。見事に金メダルを獲得しました。
カン選手はテコンドーの本場・韓国出身で、今春に来日する前は母国でこの種目のトップ選手でした。2018年、
韓国で修士課程を修了したカン・ワンジン選手は、修士課程で専攻した心理学をさらに深く探究するため、日本への留学を決意しました。スポーツ心理学の研究が盛んな日本で、現在は本学大学院に在籍し、「機能的磁気共鳴画像法(fMRI)」を活用して、スポーツ選手のパフォーマンス向上を目的とした心理的支援技法の研究に専念しています。
今後も研究活動を中心に据えながら、日本国内の大会への出場を継続する予定で、将来的には日本のテコンドー選手の競技力向上やメンタルケアの支援に向けて、さまざまな活動に尽力する意向を持っています。応援のほどよろしくお願いいたします。

