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2025.11.27 (THU)
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佐々木陽一朗助教が第73回全日本剣道選手権大会でベスト8入り 優秀選手に選出

2025年11月3日(月・祝)に日本武道館で開催された「第73回全日本剣道選手権大会」において、本学スポーツ健康科学部助教であり、剣道部コーチを務める佐々木陽一朗先生がベスト8に進出し、さらに優秀選手に選出されました。
全日本剣道選手権大会は、日本全国の都道府県代表選手が日本一を競う、国内最高峰の大会であり、その舞台で本学教員が成果を上げた大変意義深いものです。
前回大会で初戦敗退を経験していた佐々木助教は、今大会ではまず「初戦突破」を目標に臨みました。緊張の中でも思い切った技を繰り出し、2本勝ちで見事初戦突破を果たしました。準々決勝で惜しくも敗戦したものの、前回の世界大会個人優勝者との対戦を通じて、その実力と強さを実感するとともに、自身の課題をあらためて確認する貴重な機会となりました。

佐々木助教は、剣道のコーチングやトレーニング方法をテーマに研究を推進しています。稽古時間が限られる中でも、研究で得た知見を活かし、自宅でトレーニングを継続するなど、科学的視点を取り入れた実践を積み重ねてきました。今回の成果には、日々の「研究・指導・実践」が相互に作用し、これまでの取組みと周囲の支えが確かな形となったことがうかがえます。
本学としても、佐々木助教の今回の成果は、大きな励みとなるものです。佐々木助教と本学剣道部の今後のさらなる活躍に期待するとともに、引き続き温かいご声援をお願いいたします。
▼佐々木先生コメント
「全日本選手権でベスト8という結果を残せたことは、近年の大会成績から考えると、正直なところ出来すぎともいえる成果であり、自分の力を十分に発揮できたことに安堵しています。また、準々決勝まで進出できたことは嬉しく思う一方で、自分の実力が及ばなかった悔しさも感じています。
今回の結果は、日々ともに稽古に励む剣道部の学生たち、そして中村先生をはじめとする指導スタッフの支えがあってこそのものであり、感謝の念に堪えません。
今後の目標としては、学生に対して良い刺激が与えられる存在になることです。そのためにも、大学教員として教育・研究のスキルをさらに磨いていけるよう精進していきたいと思います。」

右から2番目:佐々木助教、1番左:中村教授