アジア11か国のAI活用力を比較した国際レポートを執筆 ― 第6章「日本」を担当しました
このたび、国際教養学部(FILA)の村田旭准教授が、アジア生産性機構(APO)が2026年6月30日に公開した国際レポート『AI Readiness, Capability Gaps, and Productivity Pathways in Selected APO Members(AIレディネス、能力ギャップ、そして生産性への道筋)』の執筆に、プロジェクトチームの一員として参加しました。全16章のうち、第6章「日本(Japan)」を村田准教授が単独で担当しています。
本レポートは、日本・韓国・インド・ベトナムなど、アジア太平洋地域の11の国・地域を対象に、それぞれの国が「どれだけAIを社会に取り入れる準備ができているか(=AIレディネス)」を、「デジタル基盤」「人材・スキル」「ガバナンス(統治のしくみ)」「制度」という4つの視点から比較・分析したものです。
村田准教授が担当した「日本」の章では、日本を「研究や技術の川上は世界トップクラスでありながら、社会への普及(川下)には大きな差がある国」として描き出しています。たとえば、高校生の約83%がすでに生成AIを使っている一方で、授業でAIを活用する教員は約17%にとどまり、AIの教育活用は調査対象55か国中54位という結果も紹介されています。「AIをどう学び、どう使いこなすか」が、これからの時代を生きる若い世代にとってますます大切になっていることを、データが物語っています。
「AIの時代に、経済学を学ぶ意味は何か」――村田准教授が授業で投げかけるこの問いは、本レポートの根底にも流れています。世界で活躍する力を身につけたい高校生・大学生の皆さん、そしてお子さまの学びを見守る保護者の方々や教育に携わる皆さまにも、ぜひ関心を持っていただければと思います。
第6章「日本」の要点をA4用紙1枚にまとめた日本語サマリー(PDF)を添付しています。 主要な指標やSWOT分析、政策の動向、そしてアジア域内での協力の方向性までをコンパクトに整理していますので、まずはこちらをご覧ください。レポート本体(英語・全文)は、下記のAPO公式サイトから無料でダウンロードいただけます。
【日本語サマリー(A4・1枚)】
【レポート本体(英語・オープンアクセス/無料】
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