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2020.05.20 
新型コロナ禍でスポーツに向き合う学生たちに 運動部の監督がメッセージ

新型コロナ禍でスポーツに向き合う学生たちに
運動部の監督がメッセージ

スポーツ健康科学部
運動部 監督
新型コロナウイルスの影響による外出自粛で学校・大学でも部活動が休みになり、スポーツの大会や試合も中止が続いています。練習や競技の場を失い、やり切れない想いを抱えている人も多いに違いありません。
スポーツ健康科学部では、このような状況に直面する学生たちに向けて、運動部の監督たちがメッセージを発信しています。
〔※5月20日更新〕

陸上競技部  山崎 一彦 監督

山崎一彦監督

本気で勝負をしてきた人へ
 
ある日、オリンピックが延期になって、スポーツ競技会が一切なくなった。
沿道で、競技場で、みんなに「頑張れ!」と言われ、「あなたの走りに感動した」と言われていたのが一転して、外で走っていると罵声を浴びるのはどんな気持ちだろう。
エビデンスのない大人の価値観に当てはめられたらどんなことを思うのだろう。
「ポジティブに」なんて言うが、この状況でポジティブに捉えることなんてできるのだろうか。
コミュニケーションが大事だと言われるが、本当のコミュニケーションとは、見えないところのコミュニケーションが大事だとCOVID-19の感染拡大から痛感する。相手が見えないから、わからないと言ってぞんざいな電話対応をする人。自分も被害者だと思って、相手を加害者に育てようとする人など。こんな人たちが多いから、憎悪が増えていき状況を悪くしていく様な気がする。
そんな大人にいならない様に、そして、ウイルスが消滅するか、ウイルスが変容して私たちが許容するまで、とにかく心と体を健康に保とう。
まずはあなたが、よく笑い、よく寝て、よく食べて、免疫力を上げるという自分との対話、チームのことを想っての自主トレ、友人を思っての感染予防をしていこう。
今、私がやることとしては、腕立てリレーをするのではなく、本学の学生や日本の陸上競技者がスポーツ活動を再開できる様に段階的整備をしていくのが仕事だと思っている。

まずは、自分ができる、みんなとの一歩へ。
 
2020年5月13日
陸上競技部 監督
山崎一彦

蹴球部 堀池 巧 監督

堀池巧監督

『必笑』のために
 
今まで『当たり前』と思っていたことが突然目の前から消えた。仲の良い友達と笑顔で語り合う、美味しい物を食べる、大好きなスポーツを楽しむなどが奪われた日常は強いストレスを感じ、肉体的にも精神的にも疲弊した。皆さんも同じ気持ちではないだろうか。
多くの地域で非常事態宣言が解除され、ほんの少し先が見えた今だからこそ皆さんに次の言葉を贈りたい。
『水が一滴ずつしたたり落ちて、ゆっくりと水瓶を満たすように、「よい行ない」の見返りは、少し遅れてやってくる』
成功を勝ち取るには、日々の努力をコツコツ積み重ねることが大事という意味であるが、時にはそのコツコツが辛く感じることがある。努力しているのになかなか報われないと感じている人は、時々「少しぐらい」と気を抜いてしまいがちだ。自分では「ほんの少し」のつもりだったとしても、その「ほんの少し」が何日分、何ヶ月分もの努力を帳消し(無駄)にしてしまうことがある。そんな時は後悔しか残らない。
是非、収束後の自分を想像して欲しい。コツコツと努力し困難を克服した先には今までの当たり前が『特別な』当たり前に変わり、そこには自信に満ちた成長した自分がいるはずだ。
新型コロナウイルスに必ず勝ち、さくらキャンパスで皆さんと必ず笑顔で会うために最後の最後まで気を抜かず油断せず、『必笑』のために今を大切にしてほしい。
 
2020年5月20日
蹴球部 監督
堀池 巧