教員紹介 教員詳細

大野 早苗 教授(おおの さなえ)

【学部】スポーツ健康科学科

担当授業科目:【学部】文章表現法 他

学位名称 博士(人文科学)
研究分野 日本語教育学、日本語学
キーワード 日本語、書き言葉、作文教育
クラブ活動 自転車競技部 部長

研究領域

日本語学・日本語教育学を専門としています。

私たちは普段の生活の中で、何を言うか、何を書くかなどに頭を悩ませることはあっても、それを表現する言葉そのものについて考える機会は少ないのではないでしょうか。外国語で話したり書いたりするときは、文の構造について考えたり、辞書で語の意味を確かめたりすることがあるでしょう。しかし、多くの人にとって母語である日本語については、なかなか文法やその他の規則に目が向かないものです。例えば、「私は順大生です」と「私が順大生です」はどう違うでしょうか。何か違うことは直感でわかっても、何が違うのか、説明は難しいものです。日本語の研究には、直感的に感じることを、調査、研究を経て論理立てて説明するという面白さがあります。

ゼミナール紹介

ゼミナールでは、広く言葉とスポーツとの関係を考えていきます。指導の場、報道、ミーティングなど、スポーツに関わる多くの場面で、言葉は重要な役割を果たしています。そこで使われる日本語はどのようなものか、効果的な言葉がけとはどのようなものか、スムーズなコミュニケーションのためには何が必要かなど、研究すべきことがらはたくさんあります。

卒業生の研究例

・スポ根マンガにおける大阪弁の役割:スポ根マンガには、多くの場合、大阪弁を話すキャラクターが登場する。そのキャラクターは、通常、主人公ではないが重要な役割を果たす、少し癖のある人物である等の特徴がある。それはなぜなのかを社会言語学的な切り口から考えた。
・外国人選手のインタビューを翻訳する際の日本語の特徴:陸上競技のウサイン・ボルトの”I’m a champion.”は「オレがチャンピオンさ」と翻訳された。なぜ主語は「僕」や「私」ではなく、「オレ」なのか、なぜ文末に「さ」が付けられたのか。一方、同じ陸上競技でも現在は指導者であるカール・ルイスの言葉は「私」を使って翻訳されている。こうした違いを日本人が持つステレオタイプ的なものの見方から考えた。

学生へのメッセージ

スポーツを言葉の面から考えてみたい人、一緒に学びましょう!