ナースのたまご通信
2023.12.07 (Thu)
- 実習
保健師実習を終えて
皆さんこんにちは!
公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱ(保健師実習)を終えた4年生です。
今回は公衆衛生看護学実習についてご紹介します!
公衆衛生看護学実習は、地域や企業で活躍されている保健師について学びを深め、保健活動を実践していく3か月間の実習です。
この実習のなかで特に印象に残ったことは「健康教育」です。私たちは、地域で暮らすお母さんに向けて「赤ちゃんの事故防止」についてお話しする機会を頂きました。この健康教育を行うにあたっては、最初に行う対象者の分析から、原稿や模造紙づくりまで何回も修正を繰り返し、とても大変でした。しかし、実際にお母さん方が「とても分かりやすく、お家の環境を見直すきっかけになった」と仰って頂き、保健師として働くやりがいを実感することが出来ました。
今まで行っていた病院内での看護実習は、すでに病気を患っている方々に対するケアが主な支援ですが、保健師の活動は、地域や企業で過ごす方々の健康障害を「未然に防ぐ」「予防する」ことです。
私は来年看護師として働く予定ですが、この保健師の実習を通して、患者さんの入院する前の生活・退院して地域に戻る時の生活をイメージして看護を提供できる看護師なりたいと思いました。
また、働く場所は違えど、看護職(看護師・保健師)に共通して言える大切なことは、対象者の健康とその人らしい生活を支援するため、対象者の心に寄り添い、質の高い生活に向けて共に考え行動していくことだと感じました。
来年、このような看護師になれるよう、国家試験に向けて勉強を頑張りたいと思います!
4年A.M