入試情報 学生インタビュー M.Cさん
“一人で頑張らなくていい”場所が、ここにある
目指すのは、チーム医療の一員として信頼される薬剤師
M.Cさん 薬学部2年
「順天堂は、ひとりで頑張らなくていい場所です」
そう語るM.Cさんは、勉強が大変と言われる薬学部にあっても、順天堂ならではの“助け合う空気”が彼女の心を支えているという。
将来は、人の役に立てる薬剤師に・・・その想いを胸に、本学ならではの環境を最大限に活かしながら、M.Cさんは「医療人としての第一歩」を確かに踏み出している。
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薬剤師の多様な働き方を知り、“なりたい自分”が見えた
順天堂を選んだ理由のひとつは、大学病院との強いつながり。
「順天堂医院は、最先端の医療を取り入れている病院として知られていて、ここでなら本格的な薬学が学べると思いました」
1年次の早い段階で病院見学実習に参加し、実際に働く薬剤師の姿を目にしたことで、「自分もこんなふうに誰かを支える存在になりたい」と、将来像がぐっと身近に感じられたという。
「調剤だけじゃなく、チーム医療の中で他職種と連携する場面も多く、薬剤師の役割って本当に幅広いんだと気づきました」
勉強が“競争”じゃなく、“協力”になった場所
薬学部に進学してから、特に大きく変わったのが勉強への向き合い方。
「高校時代は、テスト直前に詰め込むような勉強スタイルだったんです。でも今は、テスト日から逆算して、計画的に進めるようになりました」
そう語るM.Cさんは、友人たちと日々の学びを共有しながら、知識を深めている。
「わからないところはまず友達に聞いて、それでも解決しなかったら先生に相談する。テスト前は、5人くらいの仲間と一緒にラーニングコモンズで勉強することも多いです」
友人たちとの学びを通じて互いに刺激し合い、理解を深め合っている関係性は大きな支えに。
「説明することで、自分も本当に理解できているかがわかる。質問されることで、逆に新しい気づきも得られるんです」
順天堂では、“みんなで国家試験に合格しよう”という雰囲気が、先生にも学生にも根づいているという。
「入学前は、“大学の先生ってあまり関わる機会がないのかな”と思っていました。でも順天堂の先生方は、メールの返信も早くて、授業後にも親身に声をかけてくださる。学生一人ひとりを見てくれているのが伝わります」
順天堂大学薬学部は、2024年に開設されたばかり。1期生として入学したM.Cさんにも、不安がなかったわけではなかった。
「国家試験の合格率がまだないことや、先輩がいないことが少し心配でした。でも、1年過ごしてみて、『この環境ならきっと夢を叶えられる』と確信できたんです。“ここにいれば大丈夫”って、自然に思える場所。それが順天堂です」
入学前に抱いていた期待を100点とするなら?
「いまのところ、120点です。校舎もきれいで、勉強しやすい環境が整っているし、想像以上によかった部分がたくさんありました」


多職種連携の学びが、視野を広げてくれた
M.Cさんが特に魅力を感じているのが、「多職種連携」に関する学びだ。
授業内のグループワークや、課外活動の中でも、医学部や医療看護学部など他学部の学生と交流する機会が多い。
「医学部の学生が全部の薬のことを勉強していると思っていたんですが、実はそうでもなくて。薬については、私たち薬学部の方が詳しい部分もあるんです」
専門が異なるからこそ、自分の役割や強みを実感できたという。
さらに、M.Cさんは陸上競技部にも所属。そこには、学部の枠を超えて、さまざまな学生が集まる。
「練習は週2~3回。看護学部や医学部の学生とも一緒に走りながら、自然と話す機会が生まれます」
授業では見えない“他学部のリアル”を知ることができ、将来のチーム医療をシミュレーションする貴重な場になっている。

“自分だけの力じゃない”から、頑張れる
順天堂に入って、「薬剤師になる」という夢がより具体的に形を持ち始めた。
「病院の実習を通じて、現場で必要とされる力も見えてきたし、いま学んでいることが将来どう活きるのかも想像できるようになりました」
だからこそ、今後の大学生活で得たいのは、チームの中で信頼される力。
「薬について一番詳しい存在として、他職種の方からも頼られる薬剤師になりたいんです」
最後に、これから薬学部を目指す受験生へ、M.Cさんはこう語る。
「今は一人で勉強しているかもしれない。でも、大学に入れば、同じ夢を目指す仲間に出会えます。順天堂には、助け合って一緒に成長していける環境があります」