韮山高等学校(2023年8月28日)
順天堂大学での学びの体験!
-韮山高校生が医療との交流を通じて静岡の地域医療に意欲-
順天堂大学医学部附属静岡病院と静岡県立韮山高等学校は静岡県の地域医療についての双方の理解を深めるため高大連携を行いました。これを踏まえ8月24日には静岡病院にて病院見学会が行われました。今回はその流れの中で韮山高等学校OB上部消化管外科折田創先生の強い希望もあり順天堂大学での高大連携授業が実現しました。
今回は、順天堂大学を訪れた韮山高等学校の生徒たちがどのようにして医療との交流を経験し、静岡の地域医療への情熱を新たにしたかについてお話ししましょう。この体験は、生徒たちにとって非常に有益で興奮するものでした。
■先輩医師からのメッセージ
■医学歴史教育館での探求
その後、生徒たちは医学歴史教育館に足を運びました。ここでは、医学の歴史的な展示物や重要な発見について学びました。過去の医学の進歩に触れることで、現代の医療技術がどれだけ進歩してきたかを理解し、また、医学の歴史がどのように医療の未来に影響を与えているかについても考える機会を持ったようです。順天堂の創設は1838年韮山高校の創設は1873年互いに歴史の深い学校であり歴史に対する造詣もさらに深まったようです。
■順天堂大学の手術のシミュレーションセンターでの学び
一方その次のシミュレーションセンターでは、実際の手術を再現した環境で医療の基本的な技術を学びました。医師のように手術をシミュレーションする絶好の機会となりました。生徒たちは、最新のVR技術も駆使した体験実習なども目の当たりにしたり、手術用の器具を使用し、様々な臨床シナリオに挑戦しました。これにより、医学の実際の現場での作業についての洞察を得ることができたようでした。
■静岡出身の学生との交流
さらに、この訪問では静岡出身の順天堂大学の学生たちとの交流の機会も提供されました。学生たちは共通の出身地を持つ仲間と交流し、地域医療に対する共通の関心や情熱を分かち合いました。この交流を通じて、地域医療への新たな視点を得ることができました。彼らは、将来の医療プロフェッショナルとしての自身の役割についても考える機会となったようです。
■新たな気持ちと共感
この順天堂大学の訪問は、韮山高等学校の生徒たちにとって非常に有益な経験になったようです。手術のシミュレーションセンターや医学歴史教育館での学び、OBの折田先生との出会い、そして静岡出身の学生との交流を通じて、彼らは医学と地域医療に対する新たな気持ちを持つことができました。この体験は、将来の医療分野でのキャリアを追求する生徒たちにとって、重要な一歩であり、静岡の地域医療への貢献に対する共感を高めるものとなりました。
今後も静岡病院では静岡県内の高校と積極的に連携し健康総合大学である順天堂大学との連携窓口になっていく予定です。
医療をより良くしていきたいという熱意や好奇心溢れる生徒さんにこそ、順天堂大学に進学してほしい。そのためにもこちらから生徒さんの学習意欲を掻き立てる教育イベントを展開していきますので、順天堂大学の高大連携イベントの動向にこれからもご注目ください。