湘南白百合学園高等学校(2024年8月21日)

湘南白百合学園高等学校×順天堂大学 高大連携イベント開催!

-未来の医師を目指す高校生のための特別講義-

夏の暑さも真っ盛りの中、湘南白百合学園の生徒さんを順天堂にお招きして高大連携プログラムが行われました。当日の様子を司会である小川尊資がレポートします。
前日は本学の小倉加奈子教授が代表を務めるMEdit Labの授業を受けて、引き続きの参加で少し疲れているか心配でしたが、皆さん元気に小川講堂へ集まって来てくれました。

■安全な出産のむずかしさ

開会のあいさつの後、順天堂大学浦安病院産婦人科学教授牧野真太郎先生の講演から始まりました。

初めに日本の産婦人科の周産期医療の歴史の説明があり、特に産婦や新生児の死亡率の低下においてどれだけ多くの問題が出現し、それを解決するためにどのような取り組みが行われてきたかをお話しされました。妊娠出産という現象に加えて、産後うつなど最新のトピックもあわせてお話しされました。

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引き続き、山本裕華先生から順天堂大学の学生時代から産婦人科医になるまでのキャリアや自身の留学体験についてのお話。そして留学先で出会ったライフワークとなる、胎児超音波の世界の魅力についてもお話しいただきました。女性であり、産婦人科医でもある先生の講演は天職に出会うまでの軌跡を情熱的に伝えてくださりました。

メモを取る生徒たちも多く、真剣に耳を傾けていました。日本の周産期医療をより良くしようとする先生方の情熱に包まれる講演でした。

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■産科を中心とした医行為のシミュレーション体験
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こののちは順天堂大学の学生の学び舎でもあるセンチュリータワーに移動して、メディカル・テクノロジー・シミュレーションセンターにて本日学んだ産婦人科の知識について実践するプログラムを行いました。講演いただいた先生に加えて救急科の先生も加わっていただき胎児超音波、分娩、蘇生の体験を行いました。講演で聞いたことをすぐに実践するのは医療人の一端を体験できたようでした。

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■産婦人科の医師とOGも加わり交流会!
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プログラムの最後には湘南白百合OGの学生2名も加わって、学生生活や勉強の話などもざっくばらんに行い笑い声の絶えない会となりました。予定時間を過ぎても質問を続ける生徒さんもいて皆さんのやる気と熱意を感じた一日でした。

医療をより良くしていきたいという熱意や好奇心溢れる生徒さんにこそ、順天堂大学に進学してほしい。そのためにもこちらから生徒さんの学習意欲を掻き立てる教育イベントを展開していきますので、順天堂大学の高大連携イベントの動向にこれからもご注目ください。