東京学芸大学附属高等学校(2025年1月)
東京学芸大学附属高等学校で出張講義を開催
1月22日、23日、24日、28日に医学部公衆衛生学講座の和田裕雄教授、植田結人助教などが参加して、同校2年生の家庭科(担当:桒原智美教諭)の授業で、「睡眠」に関する出張講義を実施いたしました。
昨年の2月から、家庭科の生活時間を考える授業・実習の一環として、同校生徒を対象に疫学調査を実施してきましたが、その結果を踏まえて睡眠についての講義と、調査で用いたPsychomotor Vigilance Test (PVT) の体験を行いました。
参加された生徒より、以下のような感想が多く寄せられております。

<講義の感想>
- 睡眠時間や習慣が健康に影響することは何となく知っていましたが、科学的な説明を聞き、睡眠の重要性を改めて実感しました。
- 睡眠不足が肥満や学業不振などの原因になることや、朝食や運動の大切さを知り、自分の生活を見直すきっかけになりました。
- 初めて知ることが多く勉強になった。受験も始まるので、適切な睡眠を心がけたい。
<PVTの感想>
- 眠気で反応速度が遅れ、十分な睡眠の重要性を強く感じました。
- 以前保健の発表で睡眠についての研究をしたのですが、その時は簡単な計算で覚醒度を測っていて、今回のPVT を早く知っていればと思いました。
- 自分では速く反応しているつもりだったのに結果が悪く、普段の睡眠不足を感じました。
