晃華学園高等学校(2025年3月1日)

晃華学園中学校生徒に「手話の講義」を開催

 3月1日(土)に、高大連携校 晃華学園中学校高等学校(東京都調布市)の中学1年生約160名が参加して、本郷・お茶の水キャンパスの有山登メモリアルホールで「手話の講義」が開催されました。

第一部:

国際教養学部 鈴木美奈子准教授による健康と共生社会に関する特別講義および順天堂医院が取り組む「手話の病院」の事例紹介

第二部:

東京手話通訳等派遣センターの講師による手話講義

 晃華学園では、共生社会への理解を深めることを目的に、ボランティア学習が実施されています。
 2024年6月に本学との間で高大連携協定が結ばれたことにより、健康総合大学・大学院大学である本学の知見を活用して、「健康と共生社会」について生徒に考えさせる企画を構想され実現に至りました。中学生にはまだ馴染みが薄いテーマですが、参加された生徒より以下の感想が寄せられており、一生懸命に学ばれた様子が窺われます。

【AC】高大連携|20250301_手話の講義①(晃華学園高校)

<講義の感想(抜粋)>

  • 健康には様々な形があり、人によって考え方が異なることを学びました。また、健康の定義は年齢や歴史などによって日々変化していることを知り、これから幅広い視点で健康について学んでいきたいと思いました。
  • 聴覚障がい者の方とお話しをしたことがなかったので緊張しましたが、日常生活で苦労されていることやコミュニケーションの取り方を詳しく知ることができたので、これからは講義の経験を活かして私にできる配慮をしてみようと思います。

 今回の講義が、健康の大切さや共生社会の重要性に興味関心を向けるきっかけになれば幸いです。実施にあたり、各種の調整にご尽力いただきました進路学習指導部長の林美幸先生を始め、晃華学園のご関係者皆様に厚く御礼を申し上げます。





【AC】高大連携|20250301_手話の講義②(晃華学園高校)