立川女子高等学校(2025年4月26日)
立川女子高等学校生徒の特別講義を実施
4月26日(土)、高大連携校 立川女子高等学校(東京都立川市)の生徒が本郷・お茶の水キャンパスを訪れて、特別講義を開講いたしました。今回の特別講義は、立川女子高校が生徒の学びの可能性を広げることを目的として毎年実施している、「Sプロジェクト」の一環として実施されました。
(演題) 『リベラルアーツ✖健康~世界を悩ませる感染症
(会場) 順天堂大学本郷・お茶の水キャンパス7号館 小川講堂
(講演者)順天堂大学国際教養学部 学部長 ニヨンサバ フランソワ 教授
講義では世界を悩ませる「3大感染症」として知られるHIV・エイズ、結核、マラリアを始めとした感染症を取り上げて、人々の健康だけでなく経済、教育、社会は感染症によって常に脅威にさらされていることや、「3大感染症」が他の国よりもアフリカで多く見られる理由などについて説明され、生徒との活発な議論も行われました。

最後にフランソワ学部長より以下のメッセージが生徒に送られました。
『私たち一人ひとりが正しい知識を持ち、予防と対策を行うことが必要であり、自分たちのためだけでなく、次の世代のためにも直ちに行動しなければなりません。未来がより良い世界になるかどうかは、今を生きる私たちの手に委ねられているのです。』
生徒の皆さんが、真剣な眼差しで講義に臨み、熱心に耳を傾けていた様子がとても印象的でした。実施にあたり、各種の調整にご尽力いただきました教頭の徳武由佳先生、Sプロジェクトご担当の宮代千香子先生、中村直人先生を始め、立川女子高等学校のご関係者皆様に厚く御礼を申し上げます。