本イベントは、現役コーチ、また、将来、コーチを希望する女性および学生を主な対象として おり、大学、高校、ユースなどあらゆるレベルで指導を行う現役コーチおよびディレクターら、150名が参加しました。これらの参加者は、主にミネアポリス 市、隣接する州都のセントポール市から参加していました。参加者のほとんどが白人女性でしたが、女子チームを指導している男性コーチが4名、黒人、ヒスパ ニック系アメリカ人が5名いました。
午前のセッションでは、コーチとして理解すべき選手の心身面のサポート(怪我への対処、自 信のつけ方、精神力の高め方など)、女性コーチとして活躍する上で直面する障害、葛藤、克服方法について、研究からわかったことを中心に、活発な議論がお こなわれました。午後のセッションでは、女性コーチとして長いキャリアを持つゲストスピーカーによる講演、さらには、現役コーチおよび役員たちのパネル ディスカッションが展開され、スポーツにおける女性リーダーたちから、生の声が参加者に届けられました。
国立大学法人鹿屋体育大学修士課程修了。
2014年9月より、ミネソタ大学大学院身体運動学科(アメリカ・ミネソタ)にて、女性スポーツ及びヘルスプロモーションを専攻。