• 順天堂 研究基盤センター ハイジッヒ研究室に関する様々な情報をご案内します。

研究

ハイジッヒ研究室は、プロテアーゼ機能の分子および細胞基盤と、正常組織および病変組織におけるその役割の発見で国際的に認められています。 プロテアーゼの標的分子を理解することで、基本的な生物学的細胞機能に関する重要な洞察が得られます。ハイジッヒ研究室では、炎症、癌の増殖、組織再生 (血管形成)、増殖、分化、移動を含む幹細胞の運命など、正常および病的な状態における細胞行動をプロテアーゼが制御する調節メカニズムの包括的な理解を目指しています。

細胞微小環境

ハイジッヒグループの研究では、局所的なプロテアーゼ発現パターンの変化 (私たちは「プロテアーゼニッチ」という言葉を造語しました) が組織の細胞環境と機能環境を変化させるという説得力のある証拠が示されました。プロテアーゼは血管新生と炎症細胞の流入を促進しますが、これらは組織再生と癌の進行の重要な推進力です。

幹細胞

我々は、造血幹細胞と癌幹細胞の運命とその支持的ニッチの確立を制御する上でのプロテアーゼの重要性を指摘してきました。マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)と線溶系および凝固系の因子が幹細胞の運命(分化と自己複製)と移動を制御していることを示しました。

現在の研究

現在、ハイジッヒ研究室は、COVID-19感染時などの炎症プロセスにおける線溶因子、その複合体、断片、受容体の役割を解明することに重点を置いています。

現在のプロジェクト

癌におけるナトリウム-グルコース共輸送体

血管新生における線溶因子フラグメントとその受容体

現在のプロジェクト

ラボの特徴

私たちの目標は、臨床応用の可能性を秘めた最先端かつ競争力の高い研究を行う、活発な科学交流のための国際的なプラットフォームを提供することです。研究室のメンバーには、基礎科学分野の科学者や医師がおり、それぞれの分野で知識を共有して医学の重要な問題に取り組んでいます。日常会話と科学交流の言語は英語です。 当研究室はヨーロッパ、アメリカ、アジアの研究所と連携しています。

ラボの特徴

所在地


7号館5階5N号室

位置

ギャラリー

ブラジルの共同研究室訪問

誕生日パーティー

コーヒーブレイク

異文化交流