資格・国家試験 保健師の仕事

保健師は乳幼児から高齢者にいたるまでのあらゆる人々が、病気にかからない、また病気や障害が悪化しないような暮らし方についてアドバイスし、より健康な日々を送ることができるようにサポートします。

※保健師課程は2024年入学生より選択制:130名となります。

保健師の活動の場と仕事

  • 保健所(県・政令市)や市町村の保健センター等で、公務員として地域の健康づくり活動に従事します。
  • 企業の健康管理室で、働く人々の健康づくりをサポートします。
  • 健康診断センターで健診後の相談や生活習慣についてのアドバイスを行います。
  • 学校の保健室で養護教諭として、児童・生徒・教職員の健康管理に携わります。

保健所・市町村保健センター

その地域に住む乳幼児や妊産婦、成人、高齢者、障がい者を含めすべての年代の人々の健康を守るために、健診や健康相談、健康教育などを行います。
また、地域の健康課題を解決するための保健施策にも関与していきます。

企業の健康管理室

企業内の健康管理を担当する医師(産業医)や衛生管理者等と連携して企業で働く人々の健康を守ります。また働きやすい環境づくりにも配慮し、健康増進に努めます。   
近年では、心の健康づくり(メンタルヘルス)への対応が期待されています。

健康診断センター

近年、メタボリックシンドロームの予防が重要視されており、病院等の健康診断センターで人間ドックや健康診断を受ける人々が増加しています。
健診後の生活習慣改善や健康増進のための相談や健康教育を行います。

学校の保健室

保健師国家試験に合格すると養護教諭2種の免許が申請できます。
学校では、児童・生徒・教職員の健康診査や健康相談、健康教育、施設の環境管理などを行います。