教育の特色

人間として、看護職者として

保健看護学部では、講義・実習・臨地実習の有機的な連携による学びのプロセスを経て、看護師・保健師としての心と技術を習得します。
また、心身ともに健全に、多様な価値観と国際性に対応できる次世代の看護を担う看護職者になるために、幅広い教養や語学教育、スポーツ教育に力を入れています。

4年間の学びのプロセス

4年間で学ぶことは、すべてが看護師・保健師になる為の重要なステップです。
じっくりと着実に「自分自身の力」を育み、あなたの夢を大きく咲かせてください。
STEP1
基礎を学ぶ
1年次
看護学の学習にとって基盤となる能力を養うために、日本語表現法、英語や社会の理解、人間の理解などの基本教育科目と看護の基礎科目を学習します。

2年次
小児・母性・成人・高齢者・精神・在宅・公衆衛生看護学の授業が始まります。これらの科目は看護学の中核をなす科目です。各専門領域の対象論・方法論を講義・演習により具体的に学習します。
STEP2
専門を学ぶ
3年次
前期は各看護領域の看護方法論を講義・演習により具体的に学習します。後期は、専門領域の病院・施設などの臨地実習が始まります。あらゆる発達段階や健康レベル、さらに多様な地域に暮らす対象とその家族に対して科学的根拠に基づいた看護の基礎的な実践能力を養います。
STEP3
学びの統合と発展
4年次
前期は、各領域実習に続き看護総合実習が行われます。この実習は4年間の集大成として位置づけられ、看護実践能力の向上と倫理的責務について学修します。また看護研究では研究の基礎を学修します。これらの学修をすることで看護が科学的理論と哲学を融合した実践的・科学的な学問であることを学びます。
PICK UP
英語教育強化

順天堂大学は急速に進む大学のグローバル化に対応すべく英語教育に力を入れています。保健看護学部の「人間と教養」の科目群では、グローバルな視点を養い、国際社会で活躍できる看護職者の養成をめざし、TOEFL(Test of English as a Foreign Language)という世界各国で受験されている英語運用能力試験を、1年生全員が4月と12月に受験し、個人レベルでのスコアアップを目指しています。授業でもTOEFL対策に主眼を置き、e-ラーニングと教室での対面授業を組み合わせたblended learningを実施しています。また、マルチメディア教室には約135台ものパソコンが設置されており、自律学習の環境も完備。そのほか、スピーキング、ライティング、医療英語とさまざまな英語科目も充実しています。

国際交流

スムーズかつ段階的に理解を深めていけるカリキュラム

基礎知識を学ぶ座学に加えて、豊富な実践経験によって応用力を磨くことが真の実力を身に付けるための道です。保健看護学部では、学生の皆さんが基礎から徐々に高度な内容へと、スムーズかつ段階的に理解を深めていけるよう、「人間と教養」「人間の健康」「看護の理論と方法」「保健看護の統合と発展」の4つの科目群によってカリキュラム編成しています。
人間と教養
人間の理解
人間と社会
人間と自然・技術
人間と言語表現
スポーツ健康
ゼミナール
国際交流
人間の健康
健康と社会
心の健康
健康と医療
看護の理論と方法
看護の基本
ソーシャルライフと看護
ライフステージと看護
保健看護の統合と
発展
保健看護の統合
保健看護の発展
有機的な連携

隣地実習

臨地実習
地域包括ケア探索実習
多職種連携医療体験実習
生活行動援助実習
地域・在宅看護実習
小児看護実習
母性看護実習
周術期看護実習
慢性看護実習
高齢者看護実習
精神看護実習
公衆衛生看護実習Ⅰ
公衆衛生看護実習Ⅱ
地域包括ケア実践統合実習

最新鋭の設備・機器

最新の設備や良質の環境で学べることは、看護の道に進む人間にとって大きなアドバンテージとなります。本学部の実習では最新鋭の設備や機器に触れ、より先進的な医療技術への理解が深まります。

フィジカルアセスメントモチE莫

フィジカルアセスメントモデル*
*フィジカルとは実際に患者の身体に触れながら、症状の把握や異常の早期発見を行うこと

採血シュミレータ

各種注射練習器具

新生児フィジカルアセスメントモチE莫

育児体感赤ちゃん人形

呼吸音聴取シュミレータ

救急救命各種練習機器

取得できる資格

看護師国家試験受験資格
保健師国家試験受験資格
養護教論2種免許(保健師免許取得後申請できます)
第1種衛生管理者免許(保健師免許取得後申請できます)

卒業後の進路(2021年度卒業生)

順天堂医学部附属6病院をはじめ、静岡県内外の看護の現場で高い就職率を誇ります。

就職実績(2022年3月卒)

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