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2020.03.19 (THU)

順天堂医院 小児医療センターを開設

~ すべての子ども達に、最良の医療を ~

<概要>

順天堂医院(院長:髙橋和久)は、2019年10月に、小児病棟の増床(90床)とあわせ、順天堂医院1号館10階フロアを『小児医療センター』(センター長:清水俊明、副センター長:山髙篤行)として、新たにスタートしました。同センターでは、小児科および小児外科を中心に、脳神経外科、心臓血管外科、眼科、形成外科、整形外科、耳鼻咽喉頭頸科などの外科系診療科および皮膚科が緊密に連携して、高度で安全な小児医療を展開しています。

<背景>

小児の疾患はその特異性から、様々な診療科を受診する必要があります。今までは小児がそれぞれの診療科を受診し、各診療科で治療を行う縦割り方式が主でした。また、近年では、慢性疾患をもって成人期に移行する患児が増加しているという問題も生じています。
子ども達やそのご家族の皆さんのご不便・ご心配を解消するため、順天堂医院では小児医療センターをスタートしました。同センターは、小児科・小児外科を中心に、各診療科の横のつながりを重視したシームレスな診療体制を構築しています。

<特色>

小児医療センターは、小児科および小児外科を中心に脳神経外科、心臓血管外科、眼科、形成外科、整形外科、耳鼻咽喉頭頸科などの小児の外科系診療科や皮膚科、さらには小児専門看護師、理学療法士、臨床心理士、栄養士などが連携して、それぞれの科の知識や技術、さらには経験などを結集して治療にあたります。また、6附属病院のネットワークも生かした成人領域への無理のないトランジション(移行期医療)も実現します。ひとつの科ですべてを診るのではなく、各科、各部門が協力して、一人の患児を支えていくオール順天堂のチーム医療を最大の理念としています。
また、小児医療センター内のアメニティにも十分配慮し、入院した子ども達の心配や苦痛を少しでも取り除くための努力も、あそびのボランティア(まほうのランプ)や保育士、子ども療養支援士などとともに常に行います。さらに、児童精神を専門とする医師や病棟心理士が、子ども達やそのご家族の皆さんのこころにも十分配慮した医療のサポートを行います。

<今後の展開>

順天堂医院小児医療センターでは、病気の子ども達やそのご家族に高度で安全、かつ優しい医療を提供できる都内でも有数の小児センターを目指します。

SDGs300

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