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2024.11.05 (TUE)

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FC今治のホームゲームを調査して改善案を導く「スポーツPAOT」に順大生が挑戦!

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スポーツPAOTに挑戦した科学コミュニケーション研究室の学生

 

2024928日(土)~29日(日)にプロスポーツの満足度を高めるフィールドワーク「スポーツPAOT」をプロサッカークラブFC今治」のホームゲームで開催しました。

スポーツPAOTは、スポーツイベントを楽しく、安全で、快適な場所に改善するために、順天堂大学とスポーツ庁が開発したスポーツマネジメントの科学技術です。

スポーツPAOTに挑戦した科学コミュニケーション研究室(山田泰行ゼミナール)の学生は、アシックス里山スタジアムで開催されたFC今治vsヴァンラーレ八戸の会場でフィールドワークを行い、FC今治の創意工夫や良好事例を調査しました。翌日のワークショップでは、FC今治の岡田武史会長(元サッカー日本代表監督)の講話を聴講し、阿部珠恵氏(マーケティンググループ長)にホームゲームの改善案を提言しました。 

 

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FC今治のホームゲーム会場(アシックス里山スタジアム)

ホームタウンを盛り上げるFC今治の良好事例を徹底調査!
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ホームタウン(今治市街)

 

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FC今治の良好事例写真を収集するフィールドワーク

1日目は今治駅に集合し、FC今治がホームタウンで実践しているPR活動の良好事例写真を収集するためのフィールドワークを実施しました。今治市街にはホームゲームを盛り上げるためのチームフラッグやチームポスター、アクリルスタンドなどが数多く設置されていました。

 

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今治市街を歩いて多くのポスターを発見しました

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FC今治が今治市を盛り上げていることが良く分かりました!

ホームゲームを盛り上げるFC今治の良好事例を徹底調査!
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ホームゲーム会場でのFC今治の良好事例写真を収集するフィールドワーク

 

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役割分担をして事例を収集しました

ホームタウン調査を終えてアシックス里山スタジアムに到着すると、ファンパークやスタジアムを視察しながら、FC今治がホームゲームで実践しているイベント運営の良好事例を調査しました。スポーツPAOTのツールキットである「スポーツSMILEチェックシート」の領域に基づいて、1班は「安心安全の確保(Safe)」、2班は「スムーズな移動(Move)」、3班は「コミュニケーション(Info)」、4班は「人に優しい施設整備(Link)」、5班は「環境保護への配慮(Environment)」の良好事例写真を収集しました。

ホームゲーム後は、夕食をとりながら翌日のワークショップで行うグループ発表の準備を行いました。

 

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ゼミの仲間と楽しみながら活動しました

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会場にはたくさんのアイデアがありました!

 

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些細な工夫も見逃しません!

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発表に向け、収集した情報をまとめます

岡田武史会長によるスポーツマネジメントの講話を聴講!
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岡田武史会長によるスポーツマネジメントの講話

 

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岡田武史会長

2日目はFC今治のクラブハウスに集合し、ホームゲームの改善案を提言するためのワークショップを開催しました。

ワークショップでは、FC今治の岡田武史会長(元サッカー日本代表監督)によるスポーツマネジメント講話を聴講しました。今治市にJリーグチームを誕生させるまでの努力や、FC今治を中心とするまちづくりの特色、夢を実現させるための財源の確保など、スポーツマネジメントを専攻する学生のためになるお話をお聞かせいただきました。

 

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真剣に話を聞く様子

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貴重なお話を聞くことができました

FC今治にホームゲームの改善案を提言!
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ホームゲームの改善案をプレゼンする様子

 

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フィールドワークの成果をしっかりと伝えます

ワークショップの後半は、FC今治の阿部珠恵氏(マーケティンググループ長)にホームゲームの改善案を提言しました。

1班は「安心・安全の保障」の良好事例として、応援用の垂れ幕を固定するための錘に着目し、むき出しの錘をチームマスコットにするという改善を提案しました。

2班は「スムーズな移動」の良好事例を収集し、スタジアムへの案内標識をチームカラーで統一する等の改善案をプレゼンしました。

3班は「コミュニケーション」の良好事例として、応援の一体感を促すサポータータオルに着目し、今治市の名産品である今治タオルとコラボするというアイデアを提案しました。

4班は「人に優しい施設整備」の良好事例として芝生広場のフリースペースに着目し、QRコードでチーム情報を確認しながら誰でも くろげる空間するという改善を提案しました。

5班は「環境保護への配慮」の良好事例としてアパレル企業が出展している衣類回収ステーションに着目し、FC今治とのパートナーシップを強調するための改善案をプレゼンしました。

グループ発表に対する阿部珠恵氏の的確なコメントと教育的なフィードバックによって、学生はスポーツマネジメントの学びをさらに深めることができました。

 

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それぞれのテーマに沿って発表しました

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発表の様子

 

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他の班の発表もとても参考になりました

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阿部珠恵氏からのフィードバックもいただきました

FC今治に学ぶスポーツマネジメント

今回のスポーツPAOTでは、FC今治のホームゲームにおける満足度向上のための創意工夫について100を超える良好事例を収集しました。この貴重なデータベースは、今後のスポーツイベントをより楽しく、安全で快適なものにするための重要な資料となります。

スポーツPAOTのフィールドワークやワークショップを通じて得られた知見は、スポーツマネジメントの発展に不可欠な基盤となり、学生たちにとっても貴重な学びとなりました。これらの経験は、彼らの将来のキャリアにおいて大きな財産となり、国内外のスポーツイベントの質向上に大きく貢献することを期待しております。

 

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ワークショップの集合写真(前列中央・岡田武史会長)

研究者情報

[スポーツ健康科学部][スポーツ健康科学研究科]
山田 泰行 准教授

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