看護学部同窓会に関する様々な情報をご案内します。

順天堂大学看護学部同窓会サイト
会長挨拶
順天堂大学看護学部同窓会会長
本科9回生 照沼則子
会長
【2026年同窓会誌ゆしま巻頭言より】

 同窓会員の皆様、今年も暑い夏になりましたがお変わりなくお過ごしでしょうか。
 2026年5月23日(土)、看護学部同窓会総会は代議員89名出席のもと開催致しました。会場は、ここ数年学外で開催しておりましたが、今年度は、順天堂大学7号館小川秀興講堂をお借りすることが出来、出席された皆様には、現在の大学・病院を見ていただく大変良い機会となりました。
 2026年度の同窓会の方針と運営についてご報告いたします。
 昨年お知らせいたしました通り、収益事業である浦安キャンパスの売店は、2026年3月31日を以って全て廃業いたしました。納税につきましても全て完済しております。売店は、短期大学が浦安に誕生してから33年にわたり事業部が運営しておりました。初期のころから、ボランティアで活動してくださった多くの方々のご協力に、心から感謝申し上げます。今後、学生への支援として、医療看護学部及び保健看護学部への学修支援金と学園祭支援金の増額等を、2026年度予算に組み込みました。詳細は、会計収支決算書及び会計予算をご覧ください。
 さて、同窓生の皆様は、看護の歴史についてご存じでしょうか。今年放映されたNHKの朝ドラ「風、薫る」をご覧になった方もおられたのではないでしょうか。『明治のナイチンゲール大関和物語』(注1)では、西洋式の看護婦養成所は、1885年から東京と京都で開設され、大関和と鈴木雅は桜井女学校で(1887年入学)看護を学び、東京帝国医科大学第一医院で実習生となります。ドラマでは、ナイチンゲールの『看護覚え書き』を学び、ベッドメーキングや環境整備、バイタルサイン測定等の技術の場面があり、日本看護協会と日本看護歴史学会の監修が素晴らしく、先駆者の時代から看護の本質は変わらないと、思いを馳せました。
 そして、キーマンとなる大山 (旧姓山川) 捨松 (注2) が登場します。会津藩主家老の山川家は順天堂とゆかりがあり、捨松 (1860年?1919年)は、山川健次郎の妹で、幼少名を咲子と名乗り、渡米前に母が名を変えました。日本で初めて米国で教育を受け11年後に帰国。後に、津田梅子たちと女子学院や津田塾大学等の創設にかかわった人でもあります。
 順天堂の看護の歴史は、初代看護婦長杉本かね(看護婦長1873?1891年)、2代目大久保晃子(看護婦長1895?1907年)からはじまり、『順天堂看護教育100周年記念誌』に纏められています。(注3) 現在、順天堂は創立188年目、看護教育は128年目になり、次の歴史編纂が必要な時期になってまいりました。特に、昭和時代に順天堂で学び勤務された同窓生の皆様へ、本郷地区(本館、新館、5号館、8号館、9号館やテニスコート等)、静岡病院、浦安病院、越谷病院等の写真がございましたら、日時、場所、人物名、エピソード等を加えて、同窓会にお送りいただきたく、お願い申し上げます。(注4)
 末筆になりましたが、今年度も引続き同窓会として、医療看護学部、保健看護学部との情報交換や連携を強化しつつ、ニーズにあった運営を進めてまいります。
 会員の皆様におかれましては、引続きご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


注1 田中ひかる 『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中公文庫)
注2 久野明子 『鹿鳴館の貴公子 大山捨松?日本初の女子留学生』(中公文庫)
注3 『順天堂看護教育100周年記念誌』
注4 写真とエピソードの問い合わせ、及び送付先
〒113-0033 文京区本郷3-2-3サテライト9 ( 旧TIKビル10階)
順天堂大学看護学部同窓会室