極檀さん
#01

総務部総務課

極檀さん

※所属部署は取材当時のものです

チャレンジできる環境と良いチームワーク

極檀さん

本学事務総合職に応募した経緯を教えてください。

学生時代は文学部で日本史研究室に所属し近代史を専攻しており、新卒ではマスコミ業界に就職し、官公庁の取材、プロモーション業務に従事しました。

新人ながらも地方行政から金融、農政、観光といった幅広い業界について知ることができ、貴重な経験だったと感じていますが、次第に組織を運営する側として仕事をしたいと考えるようになりました。転職を考えていた際に、周囲に大学職員として働いている先輩がおり、いきいきと仕事をされていたので自分もこの業界に興味をもちました。その中でも6附属病院を有し、新学部開設、新病院建設と積極的に拡大をしている順天堂でチャレンジしたいと考え、志望・入職するに至りました。実際に入職してみて、本学の事務総合職はやる気があれば積極的にチャレンジできるチャンスや環境が整っており、そのような部分も本学の魅力の一つだと感じています。

現在の部署の仕事やご自身の担当業務などについて教えてください。

私の所属している総務部総務課は、各種式典の運営(入学式、卒業式等)、学内の備品調達、学内の建物・会議室等の管理、文部科学省等への調査・報告対応、防災業務、警備や清掃等の業務委託管理、理事長主催の会議の事務局運営といった、幅広い業務を所轄しています。業務の幅広さに伴い、仕事をしている中で、関係する部署が幅広く、多くの部署の職員と関わることができるのも特徴のひとつです。また、法人の理事等の幹部とかかわる機会なども多いと感じます。

その中でも私は、式典・行事の運営、文部科学省・私立大学連盟への調査取りまとめ・報告、本学教員の勲章申請、警備業務委託の管理、理事長主催の会議の事務局業務を主に担当しています。担当する式典や会議が滞りなく終了したときは、達成感を感じます。

総務課では幅広い部署、教職員と関わることが多いので、法人内に幅広くアンテナを張っておくと仕事が進めやすいと思います。

課内では、他部署の教職員や学外の関係者との折衝を得意として活躍している職員もいれば、資料作成の正確さを得意として活躍している職員、附属病院での勤務経験をもとに医療に関する知識を活かして活躍している職員等がおり、各々が得意な面を補い合って仕事をしており、良いチームワークが機能していると感じます。

常に業務改善を考え続ける姿勢を意識して

極檀さん

入職してから印象に残っている業務経験や、 今後の目標について教えてください。

印象に残っている業務は入職一年目の終わりに主担当として担当した大学院修了式です。大学院修了式は出席者一人ひとりにとって非常に大切で緊張感のある式典ですので、滞りなく式典を終了させるために様々な準備を行います。一年間、総務課で様々な式典運営を経験し、当時、初めて主担当者として自身がメインで進めていった式典なので印象深く覚えていますが、周囲のサポートもあり、無事に式典を終えることが出来ました。

主担当者として一連の流れを全体把握しながら初めから終わりまで経験すると、これまで見えていなかった視点が養われ、私自身、成長を実感した瞬間でもありました。

二年目以降は先輩職員に相談しながら自分なりに準備の進め方をアレンジしながらアップデートし、現在ではより効率よく進めることができています。 また、これは式典・行事の運営業務に限らずですが、「なぜこの業務は今のやり方で進めているのか?」「この業務は何のために行っているのか?」等を考え、前例のやり方の中で良い点は残し、そうでない点は可能な範囲で変えていくことは非常に大切な視点だと感じています。

私は、ただ前例に倣って事務作業をこなす職員ではなく、一つ一つの業務に対して疑問をもち、常に改善を考えていける職員になっていけるよう心がけており、目標にしています。

そして、自分の仕事だけを頑張るのではなく、部署内の他の職員の仕事も気にかけるようにし、どう立ち振る舞えば部署全体の仕事がうまく回るのかについても同時に意識して仕事を進めていきたいと考えています。

1日の業務スケジュール例

1日の業務スケジュール例

業務のおおよそのスケジュールは決まっているため、事前の準備、段取りをしっかり進めておけばそれほど大きな業務負荷がかかることはありません。 まれに突発的な業務が発生する日や、式典が多い年度末は残業が発生することがありますが、それ以外は定時で退勤できる日が多いです。

自分のアイデアを反映して より良い仕事を

極檀さん

応募を検討している方へメッセージをお願いします。

就職活動・転職活動をされている方の中には、大学職員というと、ただルーティンをこなしていくというイメージがある方もいるかもしれませんが、意識していると「もっとこうしたほうがいい」という業務が多く、自分のアイデアを反映して改善できる楽しみがある仕事だと思います。本学ではそのような業務改善に向けたアイデアを積極的に取り入れていく風土があります。

また、キャンパス・附属病院が首都圏と静岡県東部にのみに位置しているため、急な全国・海外転勤等でライフプランを左右される心配がなく、腰を落ち着けて仕事ができるのも魅力の一つだと感じています。

今後は新しい学部や附属病院の立ち上げが予定されているため、さらに多くの職員が必要とされますので、積極的にチャレンジできる環境の本学で皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。

プライベートの過ごし方

最近はプライベートに余裕ができたので、学生時代に取り組んでいた音楽活動を再開しました。当時は、サークルでバンド活動に取り組んでおり、国内外のプロのバンドの方たちと一緒にライブができたのは貴重な経験だったなと思い返します。そのような学生時代のバンドメンバーと集まって演奏をすることで良いリフレッシュができています。

また、医療業界への知識が足りないと感じているので、医療関係の諸制度、ニュースを調べて情報収集に努めています。