三次さん
#08

さくらキャンパス事務部就職課

三次さん

※所属部署は取材当時のものです

学生と直接関わりながら支援するやりがい

三次さん

本学事務総合職に応募した経緯を教えてください。

学生時代は、生徒の可能性を広げることのできる教職に魅力を感じていましたが、母校の大学で職員の方と関わる中で、教員や学生のため、より広い分野で支えることでのできる大学職員という職種が就職の選択肢としてあることを知りました。

教育や大学業界を中心に就職活動を進めていく中で内定をいただき、多くの病院を展開していることに加えて、社会的ニーズの高い学部の設置にもいち早く取り組み、手厚い学生支援を行っている順天堂大学で、自分もその一員として学生や社会に貢献したいと思い、入職を決意しました。

また、少子高齢化の進む中で、学業・医療の両方の側面からアプローチできるという点も決め手の一つでした。

現在の部署の仕事やご自身の担当業務などについて教えてください。

さくらキャンパス事務部就職課は、キャンパス事務室内でも特に学生と直接関わり支援を行うことが多い部署です。進路の相談はもちろん、学生が満足のいく就職活動ができるような情報周知を行っています。また、高校生向けの進学説明会やオープンキャンパスの運営などにも携わるため、大学の入口・出口両方の支援に関わることができるのが大きな特長です。

私は、主に学生の就職支援や、高校生向けの入試広報、自治体や地域の教育機関等との社会連携事業を行っています。

就職支援では、就職活動を直近に控える学年の学生向けの支援講座や、それ以前の1~2年生の段階から自身の強みや将来やりたいことを深く考えることのできるような講座の運営も行っています。学生によって、企業、教員や公務員志望など様々で、進学や留学の希望なども含め多様な進路選択があるため、工夫した運営が求められます。入試広報では高校生向けの進学説明会の実施、社会連携事業では学部の学びや研究を地域に還元できるような取り組みに携わっています。

進学説明会で相談に応じた生徒を学部入学式で見かけたときや、進路相談に来た学生が希望する企業や自治体に内定をもらえた際にはやりがいを感じ、嬉しく思います。

学生一人ひとりの考えを丁寧に聴く姿勢

三次さん

どのようなことに気を付けながら 仕事をしていますか。

進路支援においては、常にアンテナを高くしながら情報収集を行うこと、学生の声にしっかりと耳を傾けることが特に必要だと感じます。就職活動の状況は年々変化しているので、学生により正確な情報を伝えるためにも日頃の情報収集が必要不可欠です。また、価値観の異なる学生一人ひとりに対して「本人が何をしたいのか」を丁寧に聞き出して、必要な情報を提供することが求められるため、まずは積極的に聴く姿勢が大切で、私自身気を付けています。そのうえで、学生自身が気付いていない自分の持ち味を見つけ、自信を持って就職活動に臨んでもらうようにすることが大切だと感じています。就職相談を行った学生から「こんな考え方もあったんですね、相談に来てよかったです」と言ってもらえたことは、今も印象に残っています。

また、現在は特に学生と近い位置にいる業務を担当しているので、学生の声を直接聞きながら、学生からみて本学はどのような環境であることが求められているのかをしっかり捉えられるよう業務に取り組んでいます。いずれは学生と直接関わることの少ない部署に配属されることもあるかもしれませんが、現在の経験を活かして、様々なかたちで大学の環境を改善できればと思います。

1日の業務スケジュール例

1日の業務スケジュール例

学生からの就職相談は事前に予約を取ってもらう場合もありますが、アポイントなしで窓口に来てもらって対応することも多くあります。特に3月~6月頃は学生相談が多くなる傾向にあるため、学生が相談に訪れやすい授業の合間やお昼休み、部活終わりの時間帯等はスケジュールを空けられるよう調整して業務を行っています。

今、何が必要かを常に考え、周囲を巻き込んで行動する

三次さん

順天堂の事務総合職を志望している方にメッセージをお願いいたします。

大学の職員というと、なんとなく学部の窓口の職員を思い浮かべ、坦々と作業をこなすイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、大学の事務総合職の仕事は、私自身入職して感じていますが、毎日ルーティンをこなしたりするものや自分ひとりで業務を進めるものではありません。業務内容も多岐に渡っているため、今は何が必要かを常に考えながら、周囲を巻き込んで行動していくことが必要とされます。

また、部署によって業務内容も大きく異なり、私もスポーツ健康科学部の就職課に配属される前の医学部事務室では実技実習の運営などで医師の方と関わるなど、現在とはフィールドの異なる方々と一緒に仕事をしていました。同期の職員も、病院配属の職員はまた私とは違ったフィールドで活躍しています。様々な環境で経験を積みながら、誰かを支えたりサポートしたりすることが好きな方や、学生や教職員のために自分なりに貢献したいと考えられる方、ぜひ一緒に働けるのをお待ちしています。

プライベートの過ごし方

最近は語学の習得に一層力を入れています。元々語学が趣味だったこともありますが、空き時間に勉強し、資格も積極的に受験しています。

現在は業務で英語を使うことはありませんが、学内でも国際化に対応するための取り組みが求められており、英語が必要になった際に対応できるよう学習しています。

また、仕事を調整して週末に有給休暇を繋げて取得し、連休を作って旅行に行ったりもしています。