社会価値創造

各附属病院における社会連携の取り組み

医学部附属6病院では、先進医療を積極的に実践し、それぞれ所在している地域の医療に下記のような形で貢献しています。

  1. 日常診療におけるスムーズな医療連携
  2. 地域の医療従事者への医療情報の提供
  3. 医師会や自治体主催の講演会等への講師派遣
  4. 地域の方に医療知識等の学習機会を提供する市民公開講座・研修会
  5. 本学の諸活動の広報として地域医療機関や地域の住民への情報提供


各附属病院では下記のような取り組みを実施しています。

順天堂医院

  • 近隣の医師会との連携をはかるために情報交換会「順天堂医院:医療連携を共に考える会」を年2回実施。
  • 公開講座は、「市民公開講座」「がん研修会」「緩和ケア研修会」と題し、年6回実施。
  • 東京都認知症疾患医療センターとして「認知症疾患医療・介護連携協議会及び研修会」を年3回、「看護師認知症対応力向上研修」を年1回実施。
  • 認知症早期発見・早期診断推進事業におけるアウトリーチチームとして、認知症の疑いがある人を訪問し、状態に応じて適切な医療・介護サービスが受けられるような支援を実施。
  • 在宅医療に関する取り組みとして在宅専門クリニックの医師や看護師等を対象に「在宅医療を考える会」を実施。
  • 東京都小児がん診療病院として「小児がん早期診断推進研修会」を日本医科大学付属病院と共催。

静岡病院

  • 地域がん診療拠点病院として、がん等の市民が関心を寄せる演題で市民公開講座を毎月、伊豆の国市と協賛して開催。
  • 総合周産期母子医療センターとして、東部地区の医師・看護師を対象に東部周産期研究会を年3回開催。
  • 三次救命救急センターとして、東部地区救命救急医学研修会を年1回開催。
  • 地域肝疾患連携拠点病院として、肝炎患者及び一般市民を対象とした講演会5回、医療従事者を対象とした講演会1回、医療従事者、市町及び保健所関係職員を対象にした研修会を年2回開催。

浦安病院

  • 地域医師会との連携を図るために医療連携フォーラムを年4回開催。
  • 地域住民向けに市民公開講座を年8回、糖尿病教室を年6回開催。
  • 地域がん診療連携拠点病院としてがん患者への相談会を実施。
  • 東葛南部地域難病相談・支援センターとして難病患者に関する講演会や相談会、ふれあい看護体験、まちの保健室へ看護師派遣実施。

順天堂越谷病院

  • 埼玉県による精神科救急医療事業及び埼玉県精神科病院協会による「埼精協こころの電話相談室」当番業務への参加。
  • 埼玉県内の病院に多数の医師を派遣、内科をコアとして地域医療、難病医療を担っている。
  • うつ病、認知症を中心とした精神科領域、膠原病、パーキンソン病、消化器疾患といった難病医療をテーマに公開講座を年3~4回実施。
  • 精神医療関係者向けに埼玉東部精神医療フォーラムを年2回開催。
  • 越谷市、春日部市、さいたま市等、自治体主催の市民公開講座への協力。

順天堂東京江東高齢者医療センター

  • 地域連携協議会・運営協議会を年2回開催。
  • 区民健康講座を年8回開催。
  • 医療連携フォーラムを年2回開催

練馬病院

  • 地域連携フォーラムや区民健康医学講座などの各種講演会の開催。
  • 地域医師会医学会等への講師派遣。
  • 小学生を対象とした病院体験会「C-CUBE」の開催。

プレスリリース

各附属病院における被災地支援の取り組み

各附属病院は震災等発災の際に、被災地への医療支援隊の派遣、患者の治療、医薬品・医療材料等の支援活動に積極的に取り組んでいます。

東日本大震災

震災直後から多数の医師・看護師・技術員を派遣し、医療支援・救護活動を継続しています。2014(平成26)年度は福島県において救急医療対応を行いました。

関連情報:【東日本大震災】被災地への順天堂の医療支援活動

熊本地震

静岡病院、練馬病院より災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣し、医療支援・救護活動に従事しました。

関連情報:【平成28年熊本地震について】災害派遣医療チーム(DMAT)を被災地に派遣

メキシコ地震

練馬病院より災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣し、医療支援・救護活動に従事しました。