講座・研究室 消化器内科学講座【消化器内科学】

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順天堂大学消化器内科は消化器病学の発展にたゆまぬ努力を続けています。

連絡先
順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学教室
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
Tel 03-3813-3111(大代表) Fax 03-3813-8862(研究室)

附属病院内の消化器内科:順天堂医院静岡病院浦安病院越谷病院東京江東高齢者医療センター練馬病院

教室紹介

講座・研究室の歴史

当教室・診療科は故白壁彦夫教授により昭和43年にはじまり、浪久利彦教授、 佐藤信紘教授を経て、平成18年9月に現渡辺純夫主任教授が就任した。
その後今日までの間に順天堂大学は医学部教育の改革や附属病院・研究所の新設を行い、 大学院に関しても検討が積み重ねられた結果、大学院制度の活性化と定員増などの改革をなし遂げた。
当教室員数は年々増加して順天堂大学でも最大級の教室となっている。

方針・モットーなど

当教室では内科全般の知識を基礎に消化器病の専門医としての技術を修得しつつ、消化管や肝臓といった専門領域にとらわれず幅広い診療技術と全人的医療としての考え方を習得することを目標としている。大学院生についても基本的な臨床技術を習得するとともに、各種消化器疾患の発症や進展の機序を深く研究することによって医療へフィードバックすることを重要な責務と考えており、多くの国際学会での発表や一流誌への論文掲載などの国際的に評価の高い業績をあげている。
当教室には多くの他大学出身者がおり、このことが研究・診療活動を活性化させている。さらに海外からの留学生を多数受け入れるとともに、大学院生等の海外への留学も積極的に実施している。

研究

研究課題

優れた臨床医、良き教育者になるためにはリサーチの実践に裏打ちされた科学的・論理的思考力が不可欠であるという佐藤信紘教授の理念のもと、実地医療にトランスレートできる研究を目標に、多くの教室員が積極的に研究を進めている。

臨床研究テーマとしては(1)ヘリコバクター・ピロリ感染症の診断・治療および病態生理の解明、(2) GERD(胃食道逆流症)の病態生理(3)画像解析による早期大腸がんの診断・治療(4)自家蛍光内視鏡 (AFI)よる消化管良性・悪性病変の早期自動診断、(5)胃・食道静脈瘤に対する硬化療法・結紮術併用療法の有用性、(6)潰瘍性大腸炎の成因としての細菌感染と抗菌剤多剤併用ATM療法の有用性、(6)消化器がんに対する新しい化学療法(7)肝疾患と生活習慣病との関係(8)C 型慢性肝炎に対する治療効果とその予後予測、(8)原発性胆汁性肝硬変・自己免疫性肝炎の診断・治療など多岐にわたっている。

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また基礎的研究テーマとしては、(1)消化器病変の発生・進展に関わる腸内細菌毒素認識機構の解明、(2)アミノ酸による腸管機能の免疫・薬理学的栄養作用を介したモデュレーション、(3)胃粘膜萎縮進展と発がんにおける細胞間接着因子の役割、(4)炎症性腸疾患における転写因子を介した炎症機構の制御、(5)腸内細菌の腸管局所免疫に対する修飾作用(潰瘍性大腸炎における粘膜侵襲性細菌のイミュノモジュレーター作用とその病因的解析)、(6)消化器疾患における微小循環の役割(7)肝類洞内皮細胞をターゲットとした遺伝子治療、(8)インターフェロン反応性を規定する因子としてのTRAIL 系の検討、(9)アルコール性肝障害の発症・進展機序解明と感受性規定因子の同定、(10)肝線維化におけるレプチンの役割、(11)肝星細胞の活性化機構と線維化の制御、(13)エタノールによる肝再生遅延機構の解明、 (14)肝細胞老化機序解明と肝再生不全における老化指標蛋白SMP30の役割に関する研究、(15)癌・生活習慣病発症・進展にかかわるミトコンドリアの機能異常などがあり、国内外の学会で多くの報告・発表を行なっている。

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肝臓・胆嚢・膵臓

肝臓領域では、種々の急性・慢性肝疾患の診断・治療に携わる傍ら、疾病のメカニズム解明および新たな治療的アプローチを目指して種々の基礎的検討を行っています。以前からの研究テーマであるアルコール性肝障害の病態生理に関する検討に加え、近年注目されている非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の発症・進展メカニズムの解析において、国内外を通じて有数の研究グループとして高い評価を得ており、その研究成果はGatroenterologyやHepatologyなど当該分野におけるトップ・ジャーナルに掲載されています。また、細胞・分子生物学的な解析手法を駆使して、遺伝子治療や再生医療など近未来的に実用化され得る先進医療の分野に関する基礎的研究にも意欲的に取り組んでいます。肝類洞内皮細胞への遺伝子送達法は順天堂発のオリジナル技術です。
胆嚢・膵臓領域ではとくに胆道(胆嚢、胆管)、膵臓の悪性腫瘍の早期発見を目指して、以下の検査を行い、蓄積したデータを臨床にフィードバックし、各種学会に報告しています。胆道癌の診断では超音波、CTで軽微な異常を拾い上げ、精密検査として超音波内視鏡やMRCPを行っている。異常がみられた患者様には胆汁を採取し、細胞を調べて早期発見に努めています。膵癌では超音波、CT、MRCPを主体とし、軽微な異常がみられる患者様には膵液を採取して細胞検査を行っています。

上部消化管

上部消化管領域ではH.pyloriおよび関連疾患に関する研究と、早期胃腫瘍に対する内視鏡的治療に関する研究が盛んです。
本邦の大学病院の中では圧倒的多数の除菌症例を経験し、日本人にとって最適な治療法を確立しました。また、豊富な除菌経験を元に、効率の良い"再除菌"療法も確立しています。治療と共にH.pylori感染診断法についても、尿中H.pylori抗体測定法などの簡便で正確な新方法を開発してきました。便中H.pylori抗原測定法については本邦に最初に導入しました。さらに最近注目され、生活習慣病との関わりのあるGERD(胃食道逆流症)についても基礎実験を通じ、その発生機序や病態を多方面から探求しています。
胃腫瘍に対するアプローチとして最新の"粘膜切開剥離法(ESD)"も2003年から導入して更なる治療範囲の拡大、成績の向上に努めています。現在では、毎週2日(約週3症例ペース)のESD症例を治療しております。最近では治療時間短縮・合併症予防のため、当研究室で開発した新たな処置具を用いた治療や、ESDの術前診断でNBIや拡大内視鏡を用いた詳細な検討も行っており、アメリカ消化器病学会・日本消化器内視鏡学会、その他国内研究会等でも活発に発表を行っております。また、積極的な医局員への指導のみならず、内視鏡治療のセミナー等での指導も活発に行っております。

下部消化管

下部消化管領域では、大腸内視鏡検査のスクリーニングの研究、早期大腸癌の研究をしております。早期大腸癌については、陥凹型や側方に発育するLSTという病変の集積をおこない、遺伝子的な異常を解析する仕事を進めております。また、数十倍まで拡大して観察が可能な内視鏡を使った内視鏡診断と最先端の内視鏡治療の研究も行っております。炎症性腸疾患に関しては、特に潰瘍性大腸炎に対する新治療法(抗菌剤多剤併用ATM療法)を開発しました。潰瘍性大腸炎の腸粘膜細菌の毒性を検討し、「フソバクテリウム」という細菌が原因であることを発見し、その菌に有効な抗生物質3種(2週間服用)を選び、潰瘍性大腸炎の患者さんに投与したところ、80%以上と高い有効性が得られました。この成果を科学的に実証するため、さらに多数の患者で有効かどうか臨床試験を行っています。
内視鏡の分野では新しい内視鏡システムを実現するために、病変の蛍光を観察する内視鏡の研究開発を行っています。この内視鏡システムが実現すれば、生検(組織の一部分を採取すること)を行わずに、癌の部分や前癌状態の発見が可能になり非侵襲的に検査・診断ができるようになると考えられます。

教育・医学部教育

大学院教育の方針紹介

大学院教育については、初期研修が義務付けられていることから、その修了後に大学院入学となる。教授以下助教授、講師が各研究テーマ別に学位取得に向けて直接指導にあたっている。金曜日のリサーチ・カンファレンスでは各人が研究成果を発表し、よりレベルの高い研究を行うように教授以下スタッフと討論を重ねている。学位論文は有名な英文誌に採用されているものがほとんどであり(業績参照)、世界的レベルの研究として評価されている。また、基礎的研究だけでなく、豊富な臨床症例をもとに、EBMとして評価される臨床研究も行っている。
さらに、金曜カンファレンスではCC・CPC,抄読会および教室員による研究のセミナーが行なわれ,また学外との合同で消化器内科関連施設症例検討会を行っている。学内外・国内外から各分野の第一人者を講師に招き開催してきた消化器内科セミナーは90回を迎え,基礎から臨床まで幅広い領域における最新の研究内容が提供されている。
大学院在籍中の海外留学も奨励されており、教授の紹介により、実際に留学先での研究で学位取得を行った大学院生も多数である。当教室の大学院教育では単に学位取得だけでなく、リサーチマインドを持った消化器内科医を育成することが目的であるので、以下の示した大学院スケジュールのように臨床と離れることなく、研究に従事することが可能である。今までに臨床の実力も身につけた卒業生を輩出しており、卒業後、院内スタッフとして、また、関連病院の主要なスタッフとして活躍している。

大学院スケジュール

原則は4年であるが、インパクトファクター3以上の博士論文であれば3年次で卒業可能である。

1年目:本院病棟研修兼臨床検査(消化器内視鏡,腹部超音波,X線検査)研修

2年目:大学院生として研究に従事.教授外来陪席.講義補助など。海外留学も有

3年目:大学院生として研究に従事.教授外来陪席.講義補助など。海外留学も有

4年目:大学院生として研究に従事.教授外来陪席.講義補助など。海外留学も有

教授

経歴
平成1年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化器内科学、肝臓病学(ウィルス性肝炎、アルコール性肝障害、脂肪肝等)

池嶋 健一(いけじま けんいち)

医学部・大学院医学研究科:教授
順天堂医院:消化器内科 チェアパーソン

ikejima

経歴
昭和62年宮崎医科大学医学部卒業
専門分野
胃腸疾患、ヘリコバクターピロリ感染症

永原 章仁(ながはら あきひと)

医学部・大学院医学研究科:教授
順天堂医院:消化器内科

nagahara

経歴
平成4年東京慈恵会医科大学医学部卒業
専門分野
胆道・膵臓疾患に対する内視鏡治療(超音波内視鏡・ERCP)、膵癌・胆道癌に対する化学療法、原発性硬化性胆管炎、急性・慢性膵炎消化管ステント治療

伊佐山 浩通(いさやま ひろゆき)

医学部・大学院医学研究科:教授
順天堂医院:消化器内科

isayama

経歴
平成3年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化管疾患の内視鏡的診断と治療

長田 太郎(おさだ たろう)

医学部・大学院医学研究科:教授
浦安病院:消化器内科

osada

経歴
平成5年新潟大学医学部卒業
専門分野
肝がんの診断と治療、ラジオ波焼灼、血管造影治療

玄田 拓哉(げんだ たくや)

医学部・大学院医学研究科:教授
静岡病院:消化器内科

genda

特任教授

経歴
昭和40年大阪大学医学部卒業
専門分野
消化器内科学、肝臓学、老年学(ジェントロジー)

佐藤 信紘(さとう のぶひろ)

医学部:特任教授

経歴
昭和57年東京大学医学部卒業
専門分野
消化器癌の治療、特に肝癌のラジオ波治療

椎名 秀一朗(しいな しゅういちろう)

医学部・大学院医学研究科:特任教授
順天堂医院:消化器内科

shiina

経歴
昭和54年順天堂大学医学部卒業
専門分野
肝臓病、ウイルス性肝炎、消化器疾患

宮﨑 招久(みやざき あきひさ)

医学部:特任教授
練馬病院:消化器内科

miyazaki

経歴
昭和59年浜松医科大学医学部卒業
専門分野
消化器内科学、肝臓病学、内科学

北村 庸雄(きたむら つねお)

医学部:特任教授
浦安病院:消化器内科

kitamura

名誉教授

経歴
昭和51年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化器一般(特に肝臓疾患)

渡辺 純夫(わたなべ すみお)

名誉教授

watanabe

客員教授

経歴
昭和59年安微中医学院医学部
専門分野

汪 先恩(おう せんおん)

医学部:客員教授

oh

先任准教授

経歴
昭和63年九州大学医学部卒業
専門分野
機能性消化管障害

北條 麻理子(ほうじょう まりこ)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

hojyo

経歴
平成2年千葉大学医学部卒業
専門分野
肝疾患、門脈圧亢進症

丸山 紀史(まるやま ひとし)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

maruyama

経歴
平成6年順天堂大学医学部卒業
専門分野
肝臓病(ウイルス性肝炎、肝硬変等)

山科 俊平(やましな しゅんへい)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

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経歴
平成7年金沢大学医学部卒業
専門分野
肝胆膵の画像診断および治療、
肝がんに対する経カテーテル的治療

大久保 裕直(おおくぼ ひろなお)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
練馬病院:消化器内科

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経歴
平成7年順天堂大学医学部卒業
専門分野
小腸・大腸疾患

澁谷 智義(しぶや ともよし)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

shibuya

経歴
平成8年順天堂大学医学部卒業
専門分野
一般・消化管、肝胆膵、GERD(胃食道逆流症)、機能性ディスペプシア、ヘリコバクターピロリ感染症

浅岡 大介(あさおか だいすけ)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂東京江東高齢者医療センター:消化器内科

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経歴
平成8年順天堂大学医学部卒業
専門分野
慢性肝炎・脂肪肝

今 一義(こん かずよし)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

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経歴
平成13年横浜市立大学医学部卒業
専門分野
胆道・肝臓疾患、膵臓がんの研究

藤澤 聡郎(ふじさわ としお)

医学部・大学院医学研究科:先任准教授
順天堂医院:消化器内科

fujisawa

特任先任准教授

経歴
昭和55年大阪大学医学部卒業
専門分野
消化器内科学、消化器内視鏡学、医用光学、
内視鏡による診断と治療、大腸疾患

荻原 達雄(おぎはら たつお)

医学部:特任先任准教授
順天堂医院:消化器内科

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准教授

経歴
平成3年久留米大学医学部卒業
専門分野
肝癌に対する血管造影を用いた治療
とくに肝動注化学療法

永松 洋明(ながまつ ひろあき)

医学部・大学院医学研究科:准教授
順天堂医院:消化器内科

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経歴
平成4年順天堂大学医学部卒業
専門分野

松山 秀二郎(まつやま しゅうじろう)

医学部・大学院医学研究科:准教授
越谷病院:内科

経歴
平成8年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化管悪性腫瘍

芹澤 信子(せりざわ のぶこ)

医学部・大学院医学研究科:准教授
順天堂医院:消化器内科 外来医長

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経歴
平成11年弘前大学医学部卒業
専門分野

降籏 誠(ふりはた まこと)

医学部:准教授
浦安病院:消化器内科

経歴
平成12年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化器疾患・慢性肝炎・脂肪肝

内山 明(うちやま あきら)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科 病棟医長

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経歴
平成12年山梨医科大学医学部卒業
専門分野

嶋田 裕慈(しまだ ゆうじ)

医学部:准教授
静岡病院:消化器内科

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経歴
平成13年岩手医科大学医学部卒業
専門分野
炎症性腸疾患・腸内細菌

石川 大(いしかわ だい)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

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経歴
平成13年帝京大学医学部卒業
専門分野
消化器疾患・慢性肝炎・脂肪肝

戸張 真紀(とばり まき)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成14年順天堂大学医学部卒業
専門分野
消化器一般、病診連携

山形 寿文(やまがた ひさふみ)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成16年聖マリアンナ医科大学医学部卒業
専門分野
消化管病変に対する拡大内視鏡診断と内視鏡治療
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
胃底腺型胃癌(Gastric adenocarcinoma of fundic gland type)

上山 浩也(うえやま ひろや)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

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経歴
平成16年順天堂大学医学部卒業
専門分野
肝疾患・肝硬変・門脈圧亢進症

深田 浩大(ふかだ ひろお)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科 医局長

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経歴
平成16年福島県立医科大学医学部卒業
専門分野
炎症性腸疾患

福生 有華(ふくお ゆか)

医学部:准教授
練馬病院:消化器内科

経歴
平成18年宮崎大学医学部卒業
専門分野

竹田 努(たけだ つとむ)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成18年徳島大学医学部卒業
専門分野
大腸癌、大腸ポリープ、大腸内視鏡治療

村上 敬(むらかみ たかし)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成18年福岡大学医学部卒業
専門分野

福嶋 浩文(ふくしま ひろふみ)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成18年近畿大学医学部卒業
専門分野

佐藤 俊輔(さとう しゅんすけ)

医学部:准教授
静岡病院:消化器内科

経歴
平成19年順天堂大学医学部卒業
専門分野

荻原 伸悟(おぎわら しんご)

医学部:准教授
浦安病院:消化器内科

経歴
平成19年東京医科大学医学部卒業
専門分野

石井 重登(いしい しげと)

医学部:准教授
順天堂医院:消化器内科 

客員准教授

経歴
平成6年順天堂大学医学部卒業
専門分野
大腸腫瘍性疾患

坂本 直人(さかもと なおと)

医学部:客員准教授

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助教

経歴
平成10年順天堂大学医学部卒業
専門分野

栁沼 礼子(やぎぬま れいこ)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成10年順天堂大学医学部卒業
専門分野

福原 京子(ふくはら きょうこ)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成16年獨協医科大学医学部卒業
専門分野

上田 久美子(うえだ くみこ)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成18年近畿大学医学部卒業
専門分野

野村 収(のむら おさむ)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成22年順天堂大学医学部卒業
専門分野

赤澤 陽一(あかざわ よういち)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成23年岩手医科大学医学部卒業
専門分野

石塚 敬(いしづか けい)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成23年久留米大学医学部卒業
専門分野

村田 礼人(むらた あやと)

医学部:助教
静岡病院:消化器内科

経歴
平成20年獨協医科大学医学部卒業

冨嶋 享(とみしま こう)

医学部:助教
練馬病院:消化器内科

経歴
平成23年順天堂大学医学部卒業
専門分野

伊藤 光一(いとう こういち)

医学部:助教
練馬病院:消化器内科

経歴
平成24年順天堂大学医学部卒業
専門分野

鈴木 彬実(すずき あきのり)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成24年順天堂大学医学部卒業
専門分野

髙﨑 祐介(たかさき ゆうすけ)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成26年獨協医科大学医学部卒業
専門分野

佐藤 祥(さとう しょう)

医学部:助教
静岡病院:消化器内科

経歴
平成27年順天堂大学医学部卒業
専門分野

池田 厚(いけだ あつし)

医学部:助教
順天堂東京江東高齢者医療センター:消化器内科

経歴
平成28年順天堂大学医学部卒業
専門分野

野村 慧(のむら けい)

医学部:助教
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成28年岩手医科大学医学部卒業
専門分野

阿部 大樹(あべ だいき)

医学部:助教
練馬病院:消化器内科

助手

経歴
平成18年富山大学医学部卒業
専門分野

谷口 源太郎(たにぐち げんたろう)

医学部:助手
順天堂東京江東高齢者医療センター:消化器内科

経歴
平成23年順天堂大学医学部卒業
専門分野

野元 勇佑(のもと ゆうすけ)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
平成24年杏林大学医学部卒業
専門分野

多田 昌弘(ただ まさひろ)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
平成24年信州大学医学部卒業
専門分野

中津 洋一(なかつ よういち)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
平成24年岩手医科大学医学部卒業
専門分野

西 慎二郎(にし しんじろう)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
平成25年順天堂大学医学部卒業
専門分野

大川 博基(おおかわ ひろき)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
平成30年金沢医科大学医学部卒業
専門分野

松下 瑞季(まつした みずき)

医学部:助手
練馬病院:消化器内科

経歴
平成30年島根大学医学部卒業
専門分野

山内 友愛(やまうち とものり)

医学部:助手
練馬病院:消化器内科

経歴
令和元年順天堂大学医学部卒業
専門分野

有井 新(ありい しん)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和元年鹿児島大学医学部卒業
専門分野

奥秋 匠(おくあき たくみ)

医学部:助手
練馬病院:消化器内科

経歴
令和元年順天堂大学医学部卒業
専門分野

上村 泰子(うえむら やすこ)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和元年聖マリアンナ医科大学医学部卒業
専門分野

湯澤 安梨沙(ゆざわ ありさ)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和2年聖マリアンナ医科大学医学部卒業
専門分野

大槻 祐大(おおつき ゆうだい)

医学部:助手
順天堂東京江東高齢者医療センター:消化器内科

経歴
令和2年筑波大学医学群医学類卒業

足立 駿祐(あだち しゅんすけ)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和2年順天堂大学医学部卒業

畑 渉(はた わたる)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和2年順天堂大学医学部卒業
専門分野

寺井 雄一朗(てらい ゆういちろう)

医学部:助手
静岡病院:消化器内科

経歴
令和3年杏林大学医学部卒業
専門分野

池嶋 俊亮(いけじま しゅんすけ)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
令和3年順天堂大学医学部卒業
専門分野

喜古 博之(きこ ひろゆき)

医学部:助手
順天堂東京江東高齢者医療センター:消化器内科

経歴
令和3年東京女子医科大学医学部卒業
専門分野

加藤 蓉子(かとう ようこ)

医学部:助手
浦安病院:消化器内科

経歴
令和3年東京女子医科大学医学部卒業
専門分野

平澤 佑果(ひらさわ ゆか)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

経歴
令和3年東京女子医科大学医学部卒業
専門分野

藤山 杏奈(ふじやま あんな)

医学部:助手
順天堂医院:消化器内科

大学院生

経歴
平成27年順天堂大学医学部卒業
専門分野

矢野 慎太郎(やの しんたろう)

医学部:大学院生

経歴
平成28年香川大学医学部卒業
専門分野

牛尾 真子(うしお まこ)

医学部:大学院生

経歴
平成28年東邦大学医学部卒業
専門分野

沖 翔太朗(おき しょうたろう)

医学部:大学院生

経歴
平成28年順天堂大学医学部卒業
専門分野

鈴木 信之(すずき のぶゆき)

医学部:大学院生

経歴
平成28年浜松医科大学医学部卒業
専門分野

福間 泰斗(ふくま たいと)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

佐久間 聖(さくま さとし)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

内田 涼太(うちだ りょうた)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

宇都宮 尚典(うつのみや ひさのり)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

太田 寛人(おおた ひろと)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

壁村 大至(かべむら だいし)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

樺 映志(かんば えいじ)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

丸山 貴史(まるやま たかふみ)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

粟津 崇仁(あわつ たかひと)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

池田 裕至(いけだ ゆうじ)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

池村 宗朗(いけむら むねお)

医学部:大学院生

経歴
平成29年順天堂大学医学部卒業
専門分野

伊藤 顕太郎(いとう けんたろう)

医学部:大学院生

経歴
平成30年香川大学医学部卒業
専門分野

大森 将史(おおもり まさし)

医学部:大学院生

経歴
平成30年順天堂大学医学部卒業
専門分野

小田倉 里奈(おだくら りな)

医学部:大学院生

経歴
平成30年関西医科大学医学部卒業
専門分野

岩野 知世(いわの ともよ)

医学部:大学院生

経歴
平成30年順天堂大学医学部卒業
専門分野

神保 泰久(じんぼ やすひさ)

医学部:大学院生

経歴
平成30年東京女子医科大学医学部卒業
専門分野

山本 桃子(やまもと ももこ)

医学部:大学院生

経歴
平成30年愛知医科大学医学部卒業
専門分野

髙馬 將郎(こうま まさお)

医学部:大学院生

経歴
平成30年金沢大学医学部卒業
専門分野

生駒 一平(いこま いっぺい)

医学部:大学院生

経歴
平成30年順天堂大学医学部卒業
専門分野

北 祐次(きた ゆうじ)

医学部:大学院生

経歴
令和元年順天堂大学医学部卒業
専門分野

石野 博崇(いしの ひろたか)

医学部:大学院生

経歴
令和元年順天堂大学医学部卒業
専門分野

萩原 悠(はぎわら はるか)

医学部:大学院生

経歴
令和2年弘前大学医学部卒業
専門分野

金澤 卓也(かなざわ たくや)

医学部:大学院生

経歴
令和2年宮崎大学医学部卒業
専門分野

中村 駿佑(なかむら しゅんすけ)

医学部:大学院生

経歴
令和3年順天堂大学医学部卒業
専門分野

津川 直輝(つがわ なおき)

医学部:大学院生

非常勤

経歴
昭和61年順天堂大学医学部卒業

寺井 毅(てらい たけし)

医学部:非常勤講師

経歴
昭和63年順天堂大学医学部卒業

吉澤 孝史(よしざわ たかし)

医学部:非常勤講師

経歴
平成16年順天堂大学医学部卒業

斉藤 紘昭(さいとう ひろあき)

医学部:非常勤講師

経歴
平成17年北里大学医学部卒業

松本 紘平(まつもと こうへい)

医学部:非常勤講師

経歴
平成18年高知大学医学部卒業

肱岡 悠子(ひじおか ゆうこ)

医学部:非常勤助手

経歴
平成20年順天堂大学医学部卒業

森永 真紀(もりなが まき)

医学部:非常勤助教

経歴
平成21年筑波大学医学群医学類卒業

大久保 捷奇(おおくぼ しょうき)

医学部:非常勤助手

経歴
平成24年川崎医科大学医学部卒業
専門分野

深見 久美子(ふかみ くみこ)

医学部:非常勤助手

経歴
平成27年順天堂大学医学部卒業
専門分野

髙橋 翔(たかはし しょう)

医学部:非常勤助教

経歴
平成27年埼玉医科大学医学部卒業
専門分野

秡川 真由子(はらいかわ まゆこ)

医学部:非常勤助教

経歴
平成29年三重大学医学部卒業
専門分野

立川 南絵(たちかわ なみえ)

医学部:非常勤助手

経歴
令和元年順天堂大学医学部卒業

山口 友輔(やまぐち ゆうすけ)

医学部:非常勤助手

経歴
令和2年聖マリアンナ医科大学医学部卒業

厳 理華(おむ りふぁ)

医学部:非常勤助手

2004年原著論文
  1. Enomoto N, Takei Y, Yamashina S, Fukuda T, Suzuki S, Ikejima K, Kitamura T, Sato N. Burn injury sensitizes rat Kupffer cells via mechanisms dependent on gut-derived endotoxin. J Gastroenterol. 2004 Dec;39(12):1175-81.
  2. Nagahara A, Miwa H, Kawabe M, Kurosawa A, Asaoka D, Hojo M, Iijima K, Terai T, Ohkusa T, Miyazaki A, Sato N. Second-line treatment for Helicobacter pylori infection in Japan: proton pump inhibitor-based amoxicillin and metronidazole regimen.J Gastroenterol. 2004 Nov;39(11):1051-5.
  3. Sakamoto N, Terai T, Ajioka Y, Abe S, Kobayasi O, Hirai S, Hino O, Watanabe H, Sato N, Shimoda T, Fujii H. Frequent hypermethylation of RASSF1A in early flat-type colorectal tumors. Oncogene. 2004 Nov 25;23(55):8900-7.
  4. Lang T, Ikejima K, Yoshikawa M, Enomoto N, Iijima K, Kitamura T, Takei Y, Sato N. Leptin facilitates proliferation of hepatic stellate cells through up-regulation of platelet-derived growth factor receptor. Biochem Biophys Res Commun. 2004 Oct 22;323(3):1091-5.
  5. Matsuyama S, Kitamura T, Enomoto N, Fujita T, Ishigami A, Handa S, Maruyama N, Zheng D, Ikejima K, Takei Y, Sato N. Senescence marker protein-30 regulates Akt activity and contributes to cell survival in Hep G2 cells. Biochem Biophys Res Commun. 2004 Aug 20;321(2):386-90.
  6. Ohkusa T, Nomura T, Sato N. The role of bacterial infection in the pathogenesis of inflammatory bowel disease. Intern Med. 2004 Jul;43(7):534-9. Review.
  7. Enomoto N, Takei Y, Hirose M, Yamashina S, Ikejima K, Kitamura T, Sato N. The phosphodiesterase III inhibitor olprinone decreases sensitivity of rat Kupffer cells to endotoxin. Alcohol Clin Exp Res. 2004 Aug;28(8 Suppl Proceedings):145S-147S.
  8. Miwa H, Minoo T, Hojo M, Yaginuma R, Nagahara A, Kawabe M, Ohkawa A, Asaoka D, Kurosawa A, Ohkusa T, Sato N. Oesophageal hypersensitivity in Japanese patients with non-erosive gastro-oesophageal reflux diseases. Aliment Pharmacol Ther. 2004 Jul;20 Suppl 1:112-7.
  9. Ohkusa T, Miwa H, Nomura T, Asaoka D, Kurosawa A, Sakamoto N, Abe S, Hojo M, Terai T, Ogihara T, Sato N. Improvement in serum pepsinogens and gastrin in long-term monitoring after eradication of Helicobacter pylori: comparison with H. pylori-negative patients. Aliment Pharmacol Ther. 2004 Jul;20 Suppl 1:25-32.
  10. Ohkawa A, Miwa H, Namihisa A, Kobayashi O, Nakaniwa N, Ohkusa T, Ogihara T, Sato N. Diagnostic performance of light-induced fluorescence endoscopy for gastric neoplasms. Endoscopy. 2004 Jun;36(6):515-21.
  11. Takei Y, Maruyama A, Ferdous A, Nishimura Y, Kawano S, Ikejima K, Okumura S, Asayama S, Nogawa M, Hashimoto M, Makino Y, Kinoshita M, Watanabe S, Akaike T, Lemasters JJ, Sato N. Targeted gene delivery to sinusoidal endothelial cells: DNA nanoassociate bearing hyaluronan-glycocalyx. FASEB J. 2004 Apr;18(6):699-701. Epub 2004 Feb 20.
  12. Enomoto N, Takei Y, Hirose M, Ikejima K, Kitamura T, Sato N. Thalidomide Prevents Alcoholic Liver Injury in Rats Through Inhibition of Kupffer Cell Sensitization. Comp Hepatol. 2004 Jan 14;3 Suppl 1:S37. No abstract available.
  13. Ikejima K, Lang T, Zhang YJ, Yamashina S, Honda H, Yoshikawa M, Hirose M, Enomoto N, Kitamura T, Takei Y, Sato N. Expression of leptin receptors in hepatic sinusoidal cells. Comp Hepatol. 2004 Jan 14;3 Suppl 1:S12.
  14. Ohkusa T, Miwa H, Endo S, Okayasu I, Sato N. Helicobacter pylori is a fragile bacteria when stored at low and ultra-low temperatures. J Gastroenterol Hepatol. 2004 Feb;19(2):200-4.
2004年主要学会活動

2004 Digestive Disease Week (New orlens)
55th American Association for the Study of Liver Diseases (Boston)
12th United European Gastroenterology Week (Praha)
12th World Congress on Biomedical Alcohol Research (Heidelberg)
ISBRA Satellite Symposium on alcohol and the liver (Bordeaux - Organizers : N.Sato et.Al.)
第12回DDW-JAPAN2004
第90回消化器病学会総会
第67回消化器内視鏡学会総会
第63回癌学会総会
第3回神経消化器病学会
第35回肝臓学会東部会 (学会会長 : 佐藤信紘)
第78回日本内視鏡学会関東地方会
第79回日本内視鏡学会関東地方会
第6回日本高齢者消化器医学会 (学会会長 : 佐藤信紘)
第29回日本微小循環学会
第24回アルコール医学生物学会研究会
第25回日本レーザー医学会 (学会会長 : 佐藤信紘)
その他

2004年文部省科学研究費交付状況

基盤研究(B)
佐藤信紘:生活習慣病の病態基盤としての脂肪肝・脂肪肝炎の炎症 メカニズムと治療戦略―肝・消化管臓器相関の関与
基盤研究(C)
竹井謙介:肝類洞内皮細胞機能の遺伝子工学的抑制
大草敏史:大腸粘膜細菌とプロバイオテクスの腸管免疫モジュレーターとしての役割
北村庸雄:アルコール性肝障害の肝類洞リモデリングにおけるスフィンゴシン1-リン酸の役割
池嶋健一:慢性肝疾患・肝癌の進展性規定と治療抵抗性形成におけるアディポサイトカインの役割
萌芽研究
佐藤信紘:Inverse genomicsを用いた肝線維化に関わる遺伝子の網羅的検索
鈴木聡子:消化管・肝機能枢軸から見た薬物性肝障害機序の解明
若手研究(B)
松山秀二朗:老化指標蛋白(SMP30)を用いた肝細胞老化とミトコンドリア機能不全機構の解明

講座・研究室の案内

消化器内科は、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝・胆・膵と広範な臓器疾患を対象としていますが、順天堂大学の消化器内科の外来患者数は順天堂医院で一、二を争い、病床数も100床以上と全国でも有数な症例数を誇っております。
このように豊富な症例をもとに、食道における逆流性食道炎、胃におけるピロリ菌除菌療法・機能性胃腸症・早期胃癌の診断と内視鏡治療、大腸における早期大腸癌の診断と内視鏡治療・潰瘍性大腸炎の新しい抗生剤療法、ウイルス性肝炎のインターフェロン抵抗性機序の解析、脂肪性肝障害とメタボリックシンドロームのかかわり、肝線維化の制御、膵における新規化学療法の開発、肝胆膵の癌の画像診断と治療など、臨床面、研究面でのテーマはきわめて多彩です。また、当科は内視鏡センターで年間上部内視鏡約8000件、下部内視鏡約4000件の症例を行っており、消化器内科の研修や研究において非常に恵まれた環境にあります。リサーチに関しては、生体・細胞レベルから細胞生物学、分子生物学を駆使した研究が盛んであり、肝線維化機構、再生医学、遺伝子治療やGERDの分子機序解明など高い研究水準を誇っています。近年は、インパクトファクターの高い欧文誌に学位論文を掲載するケースが大多数です。
当科の研修プログラムは、別紙のとおりですが、大学院コースのみならず、全員に学位取得のプログラムが用意されています。また、海外の著名研究機関との共同研究も多く、希望者には海外留学をする機会が与えられます。
当科の多彩な症例、検査と臨床面の充実、臨床・基礎研究におけるアクティビティの高さは消化器内科学を専攻するための優れた環境を提供し、大学院・研修終了後の進路として消化器病学専門医として臨床・検査に活躍し、臨床研究や基礎研究に能力を発揮する人材を数多く輩出しています。
また、例年医局には多くの医療機関から消化器専門医の派遣依頼が殺到し、毎年これに答えきれないでいるのが現状であり、就職に関しても優遇されているといえましょう。

連絡先

順天堂大学大学院医学研究科消化器内科学教室
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
Tel 03-3813-3111(大代表) Fax 03-3813-8862(研究室)