HOME
順天堂医院の今昔

Story 15 お茶の水誕生物語り

東京の順天堂は明治6年に下谷練塀町に始まりました。しかし、当時そこは湿地帯で、病人に向かない土地でした。そのため、明治8年、高燥の地お茶の水(約3,000坪)に移りました。その時代、大病院は東大だけでしたが、大名屋敷を使っていました。そこは大広間はあっても個室がありません。個室のあるのは宿屋か女郎屋でした。検討の結果、順天堂は女郎屋をモデルにしました。病室には床の間とは違い棚があって、次の間付きでした。病人をゆったりさせるように考えたという話しが伝わっています。

お茶の水誕生物語り_1

お茶の水誕生物語り_2

PAGETOP