クラブ・同好会お知らせ

2023.05.06 (Sat)

  • 陸上競技部

2022年度活動報告 / 2023年度の抱負

集合写真※※

2022年度クラブ活動状況

 2022年度、陸上競技部は主将・佐田征義、主務・柄光高、女子主将・堀内瑠奈、女子主務・瀬畑悠を中心に総勢338名で活動した。
今年は130人もの新入生が入部し、陸上競技部員は300人を超えるなど過去最多の人数を更新したため、より一層役員を中心とした連携を強めるように心掛けた。2022年度スローガン「為虎添翼」には「もとから力を持っているものが、さらに勢いをつけること」という意味が込められている。昨年のインカレ2冠という結果に満足することなく、さらに強くなった姿を示すことを目標に取り組んだ。


 7月に行われたオレゴン世界陸上では、本競技部からから住所大翔(M1年・20km競歩)、三浦龍司(3年・3000mSC)、村竹ラシッド(3年・110mH)、の3名を輩出した。去年の日本選手権での悔しさを晴らした村竹。五輪入賞者として世界に再挑戦する三浦。初出場で8位入賞と世界の舞台で大きく羽ばたいた住所。それぞれ収穫のある世界選手権となり、学生の域を超えた強さを日本陸上界に示すことができた。


 関東インカレの反省を基に「ブロックの垣根を越えたチーム順天堂としての取り組み」をキーワードに挑んだ全日本インカレ。男子は4種目での優勝&10000mWの表彰台独占などもあり創部70周年に華を添える2年連続30度目の総合優勝を果たした。
駅伝では出雲5位、全日本4位となり総合優勝を目指して取り組んだ箱根駅伝。5区山登りで区間新の走りをした四釜峻佑(4年)、アンカー10区でキャプテンとして意地の区間賞獲得の走りをした西澤侑真(4年)など4年生の活躍もあり総合5位を死守し大会を終えた。
女子部では全日本インカレにおいて、4年生2人の優勝を含む3種目優勝と初の多種目優勝を果たし、目標である女子総合8位の成績を収めた。
 2022年度の学生陸上界において順天堂が示した存在感は間違いなく大きかったに違いない。

(主務 柄光高)

スナップ写真①

2022年度を顧みて

 陸上競技部の目標は、チームとして日本インカレ、駅伝大会での活躍、個人として、自身の競技力向上、より高いレベルの試合へ挑戦、さらに国際大会で活躍するトップアスリートの育成を掲げている。本年から山崎先生が日本代表チームの監督に就任し、大学監督との兼任をせず青木が部長と監督を兼任、仲村先生が監督代行というチーム体制となった。この1年も本競技部は陸上競技界におけるチャンピオンチームとしての結果を残すことが出来た。


 オレゴン世界選手権では、男子3000m障害で三浦龍司、男子110mハードルで村竹ラシッド、男子20km競歩には大学院生の住所大翔が出場、住所は8位入賞を果たした。三浦は、惜しくも決勝進出を逃したが、その後の国際グランプリファイナルにおいて4位と同種目史上初の快挙を成し遂げた。
 男子チームは、関東インカレで総合4位と苦戦したが、この敗戦を機に4年生が中心となり奮起し、日本インカレでは「チーム一丸」をスローガンに試合に臨んだ。走跳投の各種目で得点を重ね、最終日に10000m競歩で表彰台を独占し、チームの総合力で68点を獲得、日本大学との接戦に勝利し男子総合優勝(2連覇)を勝ち取ることが出来た。駅伝大会では、出雲駅伝5位、全日本大学駅伝4位、そして箱根駅伝では5位と4年生が意地を示した。
 女子チームは、関東インカレは総合5位、日本インカレでは総合8位と健闘、女子部創部初の多種目優勝を獲得することが出来た。全日本大学女子駅伝17位、富士山女子駅伝は12位であった。


 本年は創部70年の節目に日本インカレ30回の男子総合優勝を果たすことが出来た。この優勝回数は日本大学の22回を超え、歴代1位の優勝回数である。こ来年も更なる高みを目標に世界へのチャレンジ、日本インカレ男子総合3連覇、女子総合力の向上、箱根駅伝、女子駅伝での躍進を目指していきたい。

(部長 青木和浩)

2023陸上競技部_スナップ写真①

2023陸上競技部_スナップ写真②

2023 年度の抱負

 順天堂大学陸上競技部究極の目標は、オリンピックを初めとする世界大会に日本代表選手を1人でも多く輩出することである。昨年開催されたオレゴン世界陸上において、本陸上競技部から3名の選手が出場し、順天堂大学のみならず、日本を背負い国民に大きな感動と夢を与えた。本年度も本陸上競技部の選手・指導者が日本を代表して日本を盛り上げる存在でありたいと思う。


 昨年陸上競技部は、日本インカレでは2連覇を達成し30回目の総合優勝を果たした。しかし関東インカレでは総合4位、箱根駅伝では5位という悔しい結果に終わった。この結果を受け入れ、悔しさを忘れず今年は、関東インカレ総合優勝奪還、日本インカレ総合3連覇、第100回大会で記念となる箱根駅伝において総合優勝を目指す。チームとして選手、スタッフの連携を大切にし、競技ができる環境に感謝の気持ちを忘れず、順天堂大学のプライドと責任を持ち選手一人一人が、チームの目標に向かって全力で競技に取り組む。また女子は、関東インカレ3位以内、日本インカレ8位以内の過去最高成績、駅伝ではシード権獲得を目標とする。「縦と横」を一つのキーワードとして繋がりを強め、競技面では互いに刺激し合い、チーム内競争が見られるチームを目指す。


 コロナ禍によって様々な規制がかかったスポーツ界も、少しずつ盛り上がりを取り戻しつつある。本陸上競技部が、順天堂のみならず日本のスポーツ界をさらに盛り上げていけるように精進していく。


 上記の目標に向かって、最上級生が自覚を持ちチームを引っ張り、種目・男女問わず刺激を与えられ切磋琢磨できる環境を作っていく。順天堂大学陸上競技部としての誇りを胸に本年度も活動していく。 

(主将 出口晴翔)

2023陸上競技部_スナップ写真③

2023陸上競技部_スナップ写真④