クラブ・同好会お知らせ

2022年度クラブ活動の状況

　2022年度のクライミング同好会はCOVID-19の影響により十分な活動を行うことができませんでした。私たち同好会のメンバーは、普段、学外のクライミング施設で活動を行っています。本年度もCOVID-19の影響により集団での施設利用ができないため個人で施設を利用しながら練習を行うこととなりました。2019年にクライミング同好会が創立されて4年目となる非常に重要な時期であったのにも関わらず十分な活動できなかったのは非常に残念です。同好会のメンバーは多様で国際試合に参加するアスリートから初心者まで同好会に所属しており楽しく活動しております。

　

　本年度はCOVID-19の影響により試合の開催数が制限されていましたが、日本国内で行われた試合に参加したメンバーもいました。来年度は感染症対策を行いながら練習を積み上げて、競技会に参加できるように準備を進めていきたいと考えています。COVID-19感染拡大前の活動状況としては、週に１回、毎週木曜に外部のボルダリング施設で活動しました。活動場所は都内のクライミング施設や、県内では印西や船橋、蘇我などのクライミング施設です。ほとんどのメンバーが未経験者で興味があれば誰でも始められます。競技を目指す人は本格的なトレーニングも行いますが、初心者には本格的なトレーニングではなく、クライミングの楽しさや達成感を味わってもらうことを大切にしています。

　

　今年度クライミング同好会に入会した１年生も今ではたくさんの登り方をマスターし、より難しい難易度のものに挑戦できるようになりました。みんなで楽しく身体を動かすことが同好会の目的です。まだメンバー同士での合宿などはできていませんが、近い将来メンバーで集まって遠征ができるよう準備を整えていきたいと考えています。

（代表　西田朱李）

2022年度を顧みて

　2022年度はクライミング同好会が設立されて４年目の年となりました。競技志向のメンバーとレクリエーション志向のメンバーが共存する「多様性」のある組織です。競技志向の選手は、設立初年度の2019年には国際試合に出場して活躍しました。しかし、2020年度〜2021年度はCOVID-19の影響により国際試合が行えず不十分な活動となりました。練習を行うことのできる数少ない施設を探して、限られた時間でトレーニングを行うこととなりましたが、効率のよいトレーニングを目指すよい機会となりました。2022年度は西田朱李が日本学生スポーツクライミング対校選手権大会で健闘しました。

　

　一方で、クライミングを楽しみの一つとして取り組んでいるレクリエーション志向のメンバーにとっても十分な活動環境を得ることが難しい状況が続きました。COVID-19の前までは、近隣のクライミング施設を利用して、メンバー同士で集まって活動を行うことができていました。しかし、集団でクライミング施設を使用することができなくなったために同好会で行う活動がかなり制限されることとなりました。2023年度は、COVID-19感染症のガイドラインに従って可能な範囲で活動を続けることを目指していくことが求められます。

　

　2023年は設立５年目の重要な年となります。これまで以上に、クライミング同好会の認知度を向上させて入会者を増やして、より充実した活動ができる同好会にしていきたいと考えています。

（顧問　川田裕次郎）

2023年度の抱負

　2023年はCOVID-19の影響を考慮して、同好会に所属するメンバー全員が十分な練習環境を整えられるように準備したいと考えております。クライミング同好会は2019年に新設されました。メンバーの9割は初心者ですが、国際レベルの選手も在籍しています。主に学外のクライミング施設で活動しています。活動日時は週に１回、毎週木曜日に活動を行っています。メンバーのほとんどが初心者ですので、日々の大学生活やプライベートを優先していることも特徴です。まだ設立されて間もないですが、同好会の活動を通して、何か新しい物事に挑戦することにより、新しい価値観や新たな自分に出会えるきっかけになればと思います。

　

　同好会の方針としては、初心者が多いためまずは怪我の無いよう安全面を配慮しつつ、厳しいトレーニングではなく、みんなが楽しく身体を動かすことに重点を置いています。経験者が何人かいるので、クライミングの登り方やルールなど適時優しい指導をしてくれます。また、この一年で順天堂大学クライミング同好会の認知を定着させる予定でしたが、COVID-19の影響により十分な活動ができない状況に陥ってしまいました。ほとんどの大会が中止になり、大会で結果を出して認知度を向上させることができませんでした。そのため、2023年度の目標はクライミング同好会の安定した活動継続と認知度を上げることです。そのため、学外の施設と交渉して安定した活動を行う努力を続けます。経験者による競技会への出場で順天堂大学のクライミング同好会の認知度を向上させたいと思います。

（代表　西田朱李）