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2023.09.28 (Thu)

  • 蹴球部(男子)

【試合レポート】2023総理大臣杯 準決勝 vs関西学院大学

宮川

(記事:蹴球部(男子))

順天堂大学 1―3 関西学院大学
17分:栗原     

準決勝の相手は関西地区の覇者 関西学院大学(関西地区第1代表)。今試合では、今大会大活躍の7番・岩井と10番・小林がベンチスタートとなった。

この試合でも3回戦同様、相手に主導権を握られる立ち上がりとなった。試合は前半開始早々に動く。29番・今井のバックパスを関学大19番に奪われ、シュート。一度はGK・金田がセーブするが、こぼれたボールを関学大2番に決められ、わずか9分で先制を許してしまう。

しかし、順大も反撃。3番・三輪、5番・坂本、11番・梶原の連携した守備で関学大にプレッシャーをかけると、関学大14番はGKへバックパス。そこを、順大8番・栗原がボールを奪い、角度のないところから無人のゴールへ流し込んだ。連動した守備から得点を獲得。

その後は、関学大がボールを支配する展開が続く。27分、関学大のフリーキックの場面、関学大6番が速いシュートでゴール右下を狙うが、GK・金田が弾き出し、追加点を許さない。関学大の攻撃を受ける時間が長く続いたもののスコアに動きはなく、前半を終了した。

 

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後半開始から順大は10番・小林が出場。後半も前半同様に関学大が攻め、順大が粘り強い守備で対応する展開に。そんな中、順大は56分に7番・岩井を投入し、攻撃陣の活性化を図る。しかし、思ったような試合展開とはならない。

74分。関学大17番が右サイドから左足でクロスボールを供給。ファーサイドで関学大19番に打点の高いヘディングがGK・金田の上を越えてゴール右上に決まる。これで12。順大は、DF・井上を攻撃的ポジションに変更して、関学大のゴールを狙う。

79分、コーナーキックのチャンスでキッカー16番・福田凌(2年・興國高校)が相手の意表を突くボールを送る。ボールは10番・小林に渡り、フリーで強烈なシュートを放つ。「アミノバイタル®」カップ準々決勝の得点シーンを彷彿とさせるシーンであったが、シュートは惜しくもゴールの左を通過して同点ゴールとはならなかった。ここからは関西チャンピオンの猛攻が止まらない。右コーナーキックを獲得すると関学大17番が放り込んだボールを関学大23番が頭で合わせ3点目。試合終盤にダメ押しゴールを奪った関学大が順大を圧倒し1―3でタイムアップ。順大は第40回大会以来の決勝進出とはならなかった。

 

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