クラブ・同好会お知らせ
2024.06.12 (Wed)
- 体操競技部
2023年度活動報告 / 2024年度の抱負
2023年度クラブ活動の状況
2023年度は4年生8名、3年生12名、2年生11名、1年生18名、計49名の学生と監督、コーチ陣4名体制で部活動を行いました。新入部員が多く活気があり、部内の雰囲気はとても良いです。個人競技ではありますが、学生間でアドバイスをしあったり、学生コーチを含むコーチ陣の指導を受け、練習に励んでいます。
今年度の試合はコロナウイルスの影響が落ち着き、例年通り開催されました。8月に行われた学生日本一を決める全日本学生体操競技選手権の団体総合では、男子が四連覇、女子が初の準優勝と男女ともに好成績を残すことができました。
個人総合では、男子は4年生橋本大輝が優勝、1年生谷田雅治が第2位と活躍し、団体総合にも貢献しました。女子は1年生宮田笙子が種目別跳馬第2位、ゆか優勝とチームに勢いをつけてくれました。それぞれが自分自身の課題と向き合い、努力を続けたことで今年も様々な試合で好成績を残すことができました。私たちマネージャーは選手が最善の環境で練習し、試合に臨むことができるよう、精一杯サポートをしています。
2024年度はパリオリンピック・パラリンピックが開催されます。順天堂大学体操競技部から1人でも多くの選手が出場できるようまた各大会で好成績を残せるよう、頑張ります。順天堂大学体操競技部の一員であるという責任と自覚を持ち、部訓「一念、天に通ず」の通り、部員一同努力を続けてまいりますので応援のほどよろしくお願いいたします。
(マネージャー 本間叶和子)
2023年度を顧みて(男子)
2023年はユニバーシティーゲームズとアジア競技大会、そして世界体操の3大会が主要国際大会として開催され、今年も本学関係者から複数名の日本代表を輩出することを大きなテーマとして活動してまいりました。結果としてユニバーシティーゲームズには橋本大輝(4年)と萱和磨(博士3年)が選出され、世界体操には橋本大輝、萱和磨、三輪哲平(R4年度卒)、千葉健太(H30年度卒)が日本代表となりました。
さらにアジア競技会の日本代表として谷川航(H30年度卒)、谷川翔(R3年度卒)が選出され、本学関係者から計6名を輩出することができました。世界体操おいては、三輪哲平が直前の怪我により出場が叶わず、一時不穏な空気が流れましたが、そんな中でもチームとして最善を尽くし、8年ぶりとなる団体優勝を成し遂げました。さらに個人総合で橋本大輝が貫禄ある演技で金メダル、その勢いのまま鉄棒でも金メダルを獲得しました。
ユニバーシティーゲームズとアジア競技大会においても各々の選手達が数多くのメダルを獲得する活躍をしてくれました。
6月に熊谷市で開催された東日本インカレにおいては、盤石の試合運びで団体優勝、8月に長野市で開催された全日本インカレにおいては最終種目のあん馬で相次ぐミスがあったものの、日本体育大学を振り切り4連覇14度目の団体優勝、個人総合においても橋本大輝が史上初となる4連覇を成し遂げました。続いて12月に四日市で開催された全日本団体総合選手権大会においては、社会人チームの優勢の中、大健闘の2位という結果となりました。
一年間を通して、好成績を残してくれた喜びはあったものの、各大会で反省点も多く得られた一年でした。来年はオリンピックイヤーとなりますし、これまで精神的な支柱として牽引してくれた橋本大輝が卒業することもあるため、さらに気を引き締め慢心することなく、更なる向上に努めていきたい。
(男子監督 冨田洋之)
2023年度を顧みて(女子)
本年度については、第77回全日本インカレにおいて、本年度の目標であった優勝には残念ながら届かなかったものの、過去最高位である団体総合準優勝を成し遂げた。
全日本団体選手権では、本年度の最大の目標と掲げた「全日本団体選手権表彰台」を達成すべく、日々全力で練習に取り組んだが、主力選手のミスが目立ち、残念ながら7位入賞に留まった。国際大会に目を向けると、8月のワールドユニバーシティゲームズに1年の宮田笙子が出場し、団体総合銀メダル、種目別跳馬にて金メダル獲得の高成績を収めた。
また、10月に開催された世界選手権(ベルギー・アントワープ)では、日本のエースとして出場し、女子日本のパリ・オリンピックへの団体での出場権の獲得に大きく貢献し、団体総合8位の成績を収めた。
タンブリング競技に目を向けると、11月の世界選手権(イギリス・バームンガム)に3年の北折愛里が日本代表として出場、自身の実力を発揮し見事に決勝に進出、昨年度に雪辱を果たした。
来年度は、いよいよオリンピックイヤーである。当競技部初の現役オリンピック選手の輩出を目指し、日々努力する所存である。また、選手一人一人が主体的に競技力向上に臨む姿勢を持ち続けながら、一致団結して「日本一」を目指すということに固執して日々の練習に励んでもらいたいし、指導陣においても、日々の努力を怠らずに、常に謙虚な姿勢を忘れることなく、一層の努力を持って練習に取り組み、日々精進していく所存である。
(部長兼女子監督 原田睦巳)
2024年度の抱負
本年度男子においては、東日本学生体操競技選手権大会優勝、全日本学生体操競技選手権大会優勝、新人学生体操競技大会優勝となり、学生タイトル全制覇を成し遂げました。また、全日本体操団体選手権においても2位という成績を収めることができました。
また、女子については、東日本学生体操競技選手権大会3位、全日本学生体操競技選手権大会2位、新人学生体操競技選手権大会4位、全日本体操団体選手権7位と健闘することができました。
来年度の目標は、男女共に東日本学生体操競技選手権大会、全日本学生体操競技選手権大会、新人学生体操競技選手権大会で団体優勝することです。そして、全日本体操団体選手権で表彰台に上がることです。
そのためには、チームとしての目標、個人としての目標を明確に設定し、互いに支え合い高いモチベーションを持ち、日々切磋琢磨して練習に取り組まなければと考えております。そして、常に上を目指し、日本一に相応しい能力を備えたチームにしていきたいと考えています。
また、今年度はパリオリンピック・パラリンピックという重要な年であるため、この順天堂大学体操競技部から日本代表選手となれるよう一努力していきたいと考えています。
最後に、日頃から我々のためにご尽力頂いている方々への感謝の気持ちを忘れず、部員一人ひとりが順天堂大学体操競技部員であるという誇りを持ち、自分の人生にこの活動経験をどう位置付けるかを考え、現状に満足せず、常に高い目標を目指して努力を続け順天堂大学の理念「不断前進」の姿勢を大切に取り組んでいきたいと思います。
(キャプテン 日髙大輝)